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令和元年度卒業式・学位授与式-答辞に代えて-【卒業生メッセージ】

答 辞



 教室から望む山々にも春霞が立ち上り、校内を吹き渡る風にも春の暖かさが感じられる季節となった今日のよき日に、私達 人間教育学部・保健医療学部3期生177名は卒業を迎えることとなりました。

 本日は、私達のために盛大な卒業証書・学位記授与式を挙行していただく予定で、準備をしていただいたことに感謝申し上げます。

 しかし、新型コロナウイルス感染防止のため卒業式が中止となり、大変残念に感じています。しかし、これは、私たちの健康を守ると共に、4月から教育現場・医療現場で働く者として、子どもたちや患者様の健康と命を守ることにつながることであり職業人として、卒業式中止は正しい判断であると受け止めております。

 また、ご多忙の中ご臨席を予定していただいていた、ご来賓の皆様、諸先生方、保護者の皆様に、卒業生一同心より御礼申し上げます。

 学長先生のご祝辞をHPで拝見し、私達に寄せられる期待と、与えられた使命の重さを実感し、身が引き締まる思いです。

 振り返れば、私達が奈良学園大学に入学したのは今から4年前。これから始まる大学生活に大きな期待を寄せて三郷・登美ヶ丘キャンパスに立ったことを、つい昨日のことのように覚えております。

 大学で過ごした4年間は、私達にとってかけがえのない時間でした。講義では理論や技術を学び、演習や実習では仲間との活動や議論を通して学びを深めることができました。学びを共有し合う中で、仲間や先生方と成長を実感しあい、多くの人の支えがあって自分が成長できていると知りました。

 入学当時は長いと感じていた大学生活も、今日で最後だと思うと、あまりの早さに驚いてしまいますが、この大学生活は自分の人生の中でかけがえのない時間であり、過ぎ去った日々は貴重な思い出に満ちています。

 大学生活の中で私自身を成長させるきっかけとなったのは、教育実習での経験と教員採用試験での経験です。

 教育実習では、教員という職業の魅力だけでなく、使命感や責任感までも実感することができました。目の前にいる児童に授業をして初めて、「人を育てる人になる」ということは、児童と真剣に向き合っていくことが重要であると気づきました。真剣に向き合えば向き合うほど、自身の知識不足や実力不足に悔しい思いをしました。悔しさから、仲間や先生方と一緒に教材研究に時間を費やし、真剣に向き合っていくことができました。

 教員採用試験では、多くの仲間や先生方に支えてもらいました。決して1人では成し遂げることができなかったと振り返る度に実感します。仲間とはnaragakuGTというチームで学び合い、励まし合いました。一緒に自習をしたり、面接練習をしたり、と切磋琢磨し合いました。最高の仲間と学び合えたことを誇りに思っています。先生方には、最後まで支えていただきました。夏休みの中、先生とマット運動の練習をしたことは楽しい思い出でもあります。また、ある先生からは「チャンスの神様は前髪しかない、だからチャンスが来たらすぐに挑戦すること」とお言葉をいただきました。この言葉があったからこそ、挫折しそうになったときも、最後まで挑戦し続けることができました。

 奈良学園大学 人間教育学部・保健医療学部での4年間は、私達にたくさんの実り豊かな出会い、学びを授けてくれました。4年間お世話になった大学に恩返しするためにも、私達はこの出会いや学びを礎に、スクールモットーである「人を支える人になる」を実践し、社会に貢献できる人間を目指したいと思います。また、この奈良学園大学で学んだことを誇りに思い、これまで支えてくださった方々への感謝の気持ちを忘れずに、卒業生一同は、これからも日々精進してまいります。

 最後になりますが、未熟な私達にいつも適切な助言を与えて下さった諸先生方、また様々な場面で私達を支えて下さった職員の皆様、4年間ご指導頂いた部活動の指導者の皆様に、改めて御礼を申し上げるとともに、大学卒業を迎えた今日まで私達の成長を見守り続けてくれた家族に感謝します。また、学長先生をはじめ、在学生の皆様から頂いた尊い励ましの言葉や、これまでの先生方の助言を今後の人生の糧として歩んで参ります。これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

 そろそろお別れの時が近づいてまいりました。名残は尽きませんが、奈良学園大学の一層の発展を願うとともに、皆様のご健康・ご多幸を祈念し、答辞とさせていただきます。

令和2年3月15日         

卒業生代表             
 人間教育学部人間教育学科 河野真里