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三郷町みんなでまちづくりを考える公開講座を開催しました

三郷町産官学地域活性化連絡協議会による「みんなでまちづくりを考える公開講座」の5回目(全6回)が、2月18日、本学三郷キャンパスで開催されました。

この公開講座は、三郷町在住・在勤者を対象にした今年度が初の取り組みです。「三郷町が魅力的でおもしろくなるプラン(コミュニティビジネス)をつくる」をテーマに、全国の実例を学びワークショップを行い、実現の有無よりも夢のプランを形にする感覚で事業計画書を作成する、という内容です。

参加された皆さんは、地元三郷町への熱い思いを抱く方ばかり。4班に分かれて、日頃から気になっていることを話し合う中で地域の課題を洗い出し、高齢者がより住みやすい町になるように、住民同士の交流が深まるように、町の魅力を町内外へPRし観光交流人口が増加するように、などと様々なアイデアで魅力的なプランが考え出されました。

今回は、順に作成してきた事業計画書の総仕上げです。これまでに事業名称、役員業務分担、シンボルカラー、ロゴマーク、事業理念、コンセプト、活動内容、主な活動地域を決定。そして、残る項目の事業規模(予算)、収入源、総メンバー数、給与者割合、顧客ターゲット、年度別事業目標(1年目、2年目、3年目)を検討し、それぞれ発表しました。その後、熱心な質疑応答が繰り返され、各プランに対しての不足部分を助言し合うなどして、さらに現実味を帯びたプラン内容が確認されました。

次回の第6回が最終となります。3月1日(火)午前11時から、各グループがこれまでの成果を発表します。
その後、成果報告書として冊子を作製します。

本協議会コーディネータを務める上村修三氏(大阪市立大学都市研究プラザ 先端的都市研究拠店コーディネータ・特任研究員)は「皆さんは当初、人任せのような感じでしたが、回を重ねるごとに積極的に参加されました。今回のプログラムは地域活動のリーダー育成も兼ねており、この講座で学ばれたスキルを、地域で活(い)かして広げていただければ、ありがたい」と語られました。

なお、発表された事業計画は次の通りです。
A班は『天空信貴の「ほんまもん」プロジェクト』。
信貴山の空き家や空地対策を課題として、ゲストハウス(蘇る谷屋敷)をキーステーションに、その経営を通して竹林、農地営農(農業体験)、イベントなどの活動を展開させ、ほんまもんを見て食べて体験できるというもの。

B班は『「たのしいわ」「ひまわりカフェ」「たつたひめ」』。
町外からの新住民が多いためなのか町民同士の希薄な関係が課題とし、食事を交えて町民同士の関係が築ける場所の一つとして「子ども食堂」のようなコミュニティカフェを拠点に、イベントや稽古ごとの開催、趣味による仲間づくりの場など、町民向け情報発信基地として展開させるというもの。

C班は『移動式スーパー「美松号」プロジェクト』。
地域の高齢化問題と買い物弱者支援を課題として、移動式スーパーを身近な地域から町全域に広げ買い物難民をなくすとともに、高齢者の健康維持につなげられるイベントも開催し、地域コミュニティの形成と転入者の増加になるよう展開するというもの。

D班は『たつた風の郷プロジェクト』。
町外の友人が三郷町を知らなかったという経験談をもとに、町の魅力を知らない人の多さを課題とし、地元の風神・龍田大社を中心に町内外の人が関わるイベントと仕組みづくり、町内にある古道の整備、フリーペーパーなどの発行を通して魅力を広くPRするというもの。