公開講座「王寺町り~べるカレッジ」を開催しました
平成26年度奈良学園大学公開講座「王寺町り~べるカレッジ」を開催しました。
今年度は計9回の開催を予定しており、初回となる今回は「行動心理学」を考える第1シリーズの第一回目の講座として、「人形遣いの心理学」をテーマに開催しました。
講師はビジネス学部の宇津木成助 教授です。
教授は紀元前にまでさかのぼる世界の人形の歴史を解説しつつ、その材質や大きさ、機能について説明。人の代わりに作業を行う「ロボット」や「アンドロイド」にも言及し、日本でも多く作られた埴輪について「殉死者の代用品として求められる機能は"何もしない"こと。その意味で、埴輪の機能は完全なアンドロイドと言える」と説明しました。
また文楽人形を例に、リアリティーを追及する過程で人形に感じる不気味さは、さらにリアルにすることで解消されることなどを説明しました。
今回は想定を超える、60名以上の方にご参加いただきました。
ありがとうございました。
次回は5/31(土)に、「子どもの虐待について考える」をテーマに開催します。
ぜひふるってご参加ください。