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〈硬式野球部〉第63回全日本大学野球選手権大会に出場

硬式野球部は、5年連続18回目となる「第63回全日本大学野球選手権大会」に出場し、東京ドームで立命館大学との初戦に臨みました。

試合は本学の後攻で開始。序盤、毎回出塁するものの得点に結びつかない中、3回裏の攻撃で、三塁からホームベースを狙えるチャンスに、山中内野手の適時打で先制点を上げました。スタンドからの声援も一段と大きくなり、マーチング部の演奏が勢いに華を添えました。

ところが、5回表で1対1の同点に。相手の押せ押せムードが広がる中、走者を背負い度々のピンチにも、庄司投手が調子のよいスライダーで決め、きっちりと抑えました。

同点のまま迎えた9回表、庄司投手が「打者に狙われた」と振り返ったように、渾身のスライダーがついに打たれ1失点、川口投手へ交代しました。最終回の攻撃では、なんとか追いつこうと出塁するもののあと一歩及ばず、1対3で涙を飲み、今大会を終えました。

先頭打者として度々出塁しチームをけん引した主将の飯田内野手は、チーム一の俊足選手でもあり4年間出場した大会とあってか、試合終了後、「今は何も考えられません」と一言。そして「最後にいい試合ができました」と感謝の言葉を続けました。好投手と評価されるように成長してきた庄司投手は、記者からの質問の後、「今年はこれまで以上に強いチームだったので、ただ、悔しい」とポツリと小さな声でつぶやきました。

保護者の皆様、OB、在学生、学校関係者ら大勢の方々に応援に駆け付けていただき、ありがとうございました。今後も力強い応援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。