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第3回「王寺町り~べるカレッジ」を開催しました

第3回「平成26年度奈良学園大学公開講座 王寺町り~べるカレッジ」を開催しました。
今回はシリーズ1のテーマである「行動心理」の3回目の講義で、「他者影響力は行動を変える~上下関係認知研究の最前線~」をテーマに開催しました。

今回ご講義いただいた高木悠哉先生は同志社大学大学院文学研究科にて博士課程を修了され、2014年より奈良学園大学人間教育学部にて講師を勤められています。研究は食べる行動の心理学、他者影響力の実験心理学を専門にされています。

先生は最初に、心理学がいかなる学問であるかについて「心理学は行動を科学的に研究し、心の働き方の法則性を明らかにする」と話されました。研究の対象となる心の働き方を客観的に分析するための方法の一つとして参加者にアンケートを配り、他者に対する影響を自分がどれくらい感じているかを測りました。低いという結果になる人が取りやすい行動と、高いという結果になる人が取りやすい行動の具体的な例を挙げながら説明されました。その行動の違いについてユーモアを交えて説明され終始笑いの絶えない講義となりました。

今回は42名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。
次回よりシリーズ2が始まります。テーマは「精神(こころ)とからだ」です。
シリーズ第1回目は6/28(土)に保健医療学部の守本とも子先生が「高齢者の"うつ病"について」を講義してくださいます。
ぜひふるってご参加ください。