10月18日に経済経営学会主催の学術講演会が、福井県立大学の服部茂幸教授を講師に迎え「アベノミクスの再検討」と題して行われました。

学内･学外から講演会にご参加を頂きました。
司会の本学渡辺教授の、ロビンソンによる「経済学者に騙されないために経済学を学ぶ」との挨拶で講演会は始まり、講師の服部茂幸教授から現下の経済動向を様々な統計指標を使って緻密に説明され、アベノミクスを評価されました。

結論としては、もともと日本経済は世界同時不況から回復してきていたのであり、それはアベノミクスの効果ではなく、今後の経済はアベノミクスによって逆に停滞するということでした。
現在は危機への瀬戸際であり、経済状況を一層注視しないといけないということでした。

質疑応答も活発に行われ、有意義な学術講演会となりました。