平成26年度公務員試験ガイダンスを開催しました
将来公務員を目指す学生をサポートするために、ビジネス学部主催による毎年恒例の「公務員試験ガイダンス」を開催しました。
今年も、受験ジャーナルを発行されている株式会社実務教育出版の岩元義隆編集長を講師にお迎えして、「公務員就職を巡る動向と展望」をテーマに、傾向と対策、注視すべき点などについて語っていただきました。
岩元編集長によると、これまでの景気停滞を鑑みた政権方針により民間企業の採用が好調となっているため、"官民反比例の原則"と呼ばれる現象が起きて公務員離れの傾向にあり、今後も続くと予想されました。そして、「公務員を目指すなら今がいいチャンス」と語り、しっかりと対策を講じて試験に臨むことが重要だと伝えてくださいました。
また、試験日程に関して今年度と異なる場合が多くなるため注意が必要で、特に、二次試験で複数の地方自治体の採用試験が同一日に実施される可能性もあるため、試験日程と試験構成、及び、自治体による合否の決め方などをきちんと把握しておくことが大切と話されました。
最後に、就職試験に受かり仕事を始めてからミスマッチが生じる人も多いので、公務員の仕事が自分に合っているのか十分に研究すべきと強調。さらに、一緒に働きたい人と思われるような採用側の視点が面接でのウエイトで高くなるので、日ごろから挨拶など基本的なことをきっちりと行っていることが重要だと続けられました。
学生たちはメモを取るなどして真剣なまなざしで聴講し、自分自身の将来について真剣に考え、そのための対策を練る機会にしていました。