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「少年宇宙教室~レンズのふしぎと望遠鏡~」を開催しました

本学登美が丘キャンパス2号館で、小学生と保護者の方を対象に「少年宇宙教室」を開催しました。本学保健医療学部の嶋田理博准教授が講師を務め、「レンズのふしぎと望遠鏡」をテーマに望遠鏡の製作と月の観察を行いました。

はじめに、光を集めるレンズにはどんな特性があるのかを、3種類のレンズを手に取って確かめました。見え方や、光を屈折させて測った焦点距離の違いから、レンズには遠くのものを引き寄せる対物レンズと、引き寄せた像を拡大させる接眼レンズとがあり、2枚を組み合わせて望遠鏡ができていることがわかりました。

続いて、対物レンズと接眼レンズの2種類のレンズを筒に取り付けて、オリジナルの望遠鏡を製作しました。完成した望遠鏡を覗いてみても、初めはなかなか対象物を見つけることができず、四苦八苦している様子の子どもらでしたが、次第にピントもうまく調整できるようになり、遠くの文字や窓の外を望遠鏡で眺めて「見えた!」「家がひっくり返っているよ!」と盛り上がっていました。

最後に外へ出て、手作りの望遠鏡と天体望遠鏡で月を観測しました。「クレーターのボコボコした形がくっきり見えるね」「じっと見ていると、何かが表面を歩いてそう!」と、子どもも大人も夢中になって月を眺め、今回の教室を終了しました。