インターンシップ事後研修会・認定証授与式を行いました
12月2日、本学1号館第2会議室にて、2014年度奈良学園大学インターンシップ事後研修会・認定証授与式を行いました。
実習先を代表して三宅町教育委員会事務局社会教育課主査の岩本香様のご列席をいただくとともに、梶田叡一学長やインターンシップ参加学生のアドバイザー教員、来年度のインターンシップへの参加を予定している学生なども参加しました。
まず、「インターンシップⅡ」担当教員の山本英司ビジネス学部准教授が司会として開会宣言を行いました。
また、今年度2年目となる単位化された科目としてのインターンシップの概略として、2年次に「インターンシップⅠ」として準備を行い、3年次に「インターンシップⅡ」として実習に赴き、この日の事後研修会・認定証授与式に至ったとの経緯が説明されました。
次に、梶田学長が開会挨拶を行いました。若年者の非正規雇用の割合が増えている中、「大学を出る時点できちっと世の中に出る」ためインターンシップの重要性が増していることを述べ、インターンシップ参加学生を労うとともに、インターンシップの実習への参加が得難い経験になることを述べられました。
続いて、事後研修会として、ビジネス学部学生1名・情報学部学生7名の計8名の「インターンシップⅡ」受講学生による成果発表が行われました。学生からは、実習内容の紹介とともに、「会社の人との信頼関係を築く」、「一歩周りより前に出る」、「『メモかけ、汗かけ、恥かけ』という言葉の意味」、「人と笑顔で接する」、「確認、連絡、連携」、「納期は絶対に守る」、「ひとつの道にこだわらず多方面から見る」など、様々なことの重要性を学んだことが発表されました。また、後輩に向け「目的を持って参加すること」、「社会人としてのマナーを身に着ける」などのアドバイスがなされました。
成果発表を受けて、実習先企業からご講評をいただきました。岩本様からは、「メモかけ、汗かけ、恥かけ」の意味を、ご自身の体験をもとに「1年目で恥をかくことで、2年目から失敗しないようにやっていける」など説明していただきました。また、「行きたい職場と違う所にインターンシップに行くのもよい」ことや、三宅町の生涯学習講座に参加している90代の女性が「勉強しなければならんからなあ」とおっしゃっていたことなど、社会に出てからも勉強が続くことを述べられました。また、「積極性を持てばコミュニケーション力は勝手についてくる」、「笑顔が大切」、「一人で悩まず友達も大事に」などのアドバイスとともに「インターンシップに行ったことは第一歩」と、その後へ経験を生かすことの重要性を述べられました。
続いて認定証授与に移り、実習参加者一人一人に対して梶田学長から認定証が授与されました。
認定証を授与された3年次生は来年3月解禁の就職活動への決意を新たにし、見学の2年次生は来年度の実習参加に向けてのイメージがさらに明確になったようでした。