【キャリア教育】「三輪そうめんの歴史と企業の伝統」
~ 手延べそうめんの1200年の歴史を受け継ぐ「三輪そうめん」とは ~
三輪そうめん山本のコマーシャルソングを聞いて、「何回も聞いたことがある!」と口々に言う学生達。
今回のキャリアデザインⅡでは、株式会社三輪そうめん山本の代表取締役社長 山本太治(たはる)様をお招きして、「三輪そうめんの歴史と企業の伝統」をテーマにご講演いただきました。
奈良時代に中国から伝わった手延べそうめんは、1200年の歴史を持っており、昔は身分の高い人しか食べることのできない高級食材でした。
そのため、現在に至っても、お世話になった方や大切な人に対して素麺を送るという風習が残っています。
山本社長からは、昔のそうめん作りの工程を映像で見せていただいた後、三輪そうめんの歴史や、なぜ三輪の地で素麺作りが発達したのか、また三輪そうめん山本の現8代目として働く上で大切にしていることいついて教えていただきました。
最後に、大学生への一言メッセージでは、「今、社会は、「自分の頭で考えられる人」を求めています。人の後ろばっかりついて行くのではなく、自分から課題を見つけ、解決する姿勢を大切にしてください。」との言葉をいただきました。
学生からは、「長い歴史と伝統を守るために、「のれん」を汚さないようにしていると社長はおっしゃっていたが、それは他の企業も同じ事なのだなと思った。」と述べていました。
本学のキャリア教育では、1年生から、さまざまな業界の方のお話しを伺います。社会に目を向け、将来の働き方を考える機会として、学生達の大きな刺激となっています。