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第3回「平成27年度王寺町り~べるカレッジ」を開催しました

今回は『心と身体』を大きなテーマとして、本学保健医療学部の上本野唱子教授が『家庭内における子どもの事故防止~イザという時の対応~』について講演しました。

まずは、子どもの事故の特徴についてです。事故の起きやすい年齢や性別、曜日、時間などを学び、事故の多くが、家でくつろいでいるときに起きていることがわかりました。
また、子どもは好奇心が強いうえ重心が不安定なため、事故がおきやすいのです。

次に、事故の予防、事故が起こったときの救急処置、事故後の治療やリハビリテーションの三相ごとに、具体的な対策の説明がありました。たとえば事故予防の一環として、「チャイルドビジョン」を作り、垂直視野70度、水平視野90度という子どもの視野を体感。また、乳幼児の口の大きさと同じ口径32mmの筒「チャイルドマウス」も作りました。

最後に、事故以外にも大人が注意すべき事柄として、虐待や揺さぶられっこ症候群の説明も。ビデオも使用したわかりやすい講義で、参加者はみな、教授の言葉に熱心に耳を傾けていました。

次回は6月26日(金)14時から「心と身体」第二弾を開催します。気軽にお越しください。