第4回「平成27年度王寺り~べるカレッジ」を開催しました
前回と同じく『心と体』を大きなテーマとした内容で、本学保険医療学部の出原弥和講師が『中高年からの健康づくり』について講演しました。
まずは体力度テスト。「歩くような速度で階段を上っても息切れする」など、13の質問に答え、危険度を確認しました。
加齢による筋量と呼吸循環機能の変化が、体力を低下させる原因だとか。でもそれで活動しなくなると筋・骨格系の機能と体の調整機能が低下し、さらに活動量が減ってしまうという悪循環に陥ります。だから毎日40分、歩行や草むしりなどで、意識的にからだを動かすことが大切なのです。
後半は脳の老化がテーマ。加齢による脳の萎縮で引き起こされる変化を学び、15の質問に答えて脳の老化度をチェック。脳を老化させないための避けたい行動を学び、記憶機能向上などの効果がある「シナプソロジー」ゲームを体験するなど、笑い声のおこる講義でした。
また、忘れるのが体験の一部か全部かなど、物忘れと認知症の違いについても学びました。
次回は7月10日14時から『子どもと教育』をテーマとし、『子どもに求められる職業教育とは~キャリア教育の視点から~』を開催いたします。気軽にお越しください。