【キャリア教育2年生】堀江泰史先生に聞く~新聞の公共性と役割とは~
~ 確かな情報を伝えるために ~
今回の「キャリアディベロップメントⅠ」では、朝日新聞社奈良総局・総局長をされている堀江泰史様をお招きして、「新聞の公共性と役割とは」をテーマにご講演をいただきました。
堀江様は、社会部にて長らく事件記者をされていた経歴があり、酒鬼薔薇事件や尼崎変死事件等の取材にも関わってこられました。講演では、新聞社内の部署や業務について説明があり、記者が書いた記事は、何重にも社内でチェックを受けてから紙面に載る様子などを語ってくださいました。
また、「インターネットの普及に伴って、新聞市場は斜陽産業だと言えるが、それでも新聞が世の中からなくならない理由は、新聞は信頼性の高い確かな情報を伝えるツールの一つだから」と述べておられました。
学生からは、「堀江さんが最後におっしゃった「新聞記者の仕事というのは、義憤というか、一般の人の正義を伝える役割を担っている」という言葉が印象に残った。
そして、毎日発行されている記事の向こうには、何人もの人の努力が積み重なっているのだなと実感することができた」と述べていました。
キャリアディベロップメントⅠでは、現代的課題をテーマとして、NIE(Newspaper In Education「教育に新聞を」)を活用した授業実践を行っています。