「奈良学園大学 保護者懇談会」を開催しました
本学三郷キャンパスで9月20日、同キャンパスに通学する全学生(人間教育学部、ビジネス学部、情報学部)の保護者を対象に、「奈良学園大学 保護者懇談会」を開催しました。
同懇談会では、大多数が大学に進学するユニバーサルアクセスという、新しい時代に対応した新しい大学教育(高等教育)への考えと、本学の姿勢である厳しいながらも教員と学生との距離が近い「面倒見の良い大学」を目指していることを伝えました。そして、大学、学生、保護者の3方向の連携の大切さと、学生一人ひとりをサポートする体制や就職支援などを整えている本学の取り組みを伝えるため、毎年開催しています。
はじめに、梶田叡一学長が挨拶しました。自身の体験談を交えて、大学は特別なものではなくなってきていることを強調し、大学教育の新しいあり方、および、本学が目指す「面倒見の良い大学」とはどういうことなのかについて、丁寧に紹介しました。
次に、学部別、学年別に分かれて、各学部長が学びへの取り組みなどを紹介し、個人面談を行いました。
なお、人間教育学部1年生の保護者には、西辻正副副学長が「奈良学園大学の教育理念について」をテーマに講演しました。文部科学省の取り組み例を挙げながら、社会構造が変化している新しい時代において、自身の知識を社会できちんと生かしていける能力、すなわち自ら答えのない問題に挑戦し、様々なバックグラウンドを持つ多彩な人々と協働して最善の解を見出し、新たな価値を創造できる人材が求められていると語り、必要とされる人材育成に向け、学生にどのような力を身に付けさせれば良いのかを視野に入れた本学の考えや取り組みを紹介しました。
また、1年と2年の学生がこれまでの演習や実習、小学校でのボランティア活動体験などを紹介して、学びで得たことやキャンパスライフの様子などを伝えました。小学校のボランティア活動に参加した学生は、「児童から先生と呼ばれて、恥ずかしいような嬉しいような気持でした。次第に、学生ボランティアであっても教師という立場である自覚と責任が生まれ、一層教師になると決心しました」など語っていました。