ビジネス学部有志学生が「少年フォローズ奈POLI」研修会に参加しました
9月27日(日)10時から第2回少年警察大学生ボランティア「少年フォローズ奈POLI」研修会(於、奈良県警本部第1会議室)が開催されました。
奈良県下の大学生16名が参加し、うち本学から6名の学生が出席しました。
今回は、いつもの戸外での青少年との交流活動でなく屋内での研修会です。
二部構成で挙行されました。
第一部前半は奈良県警の担当者から最近の少年非行等の現状の報告です。青少年の犯罪・検挙数は減少傾向にあるものの、その低年齢化・再犯率を考えなければならないし、犯罪までなくても補導率は高い現状にあるとの説明がありました。
第一部後半は五條市子どもサポートセンターの田場千鶴氏による講演です。演題は「どこを見ていますか ~大学生ボランティアとしての視点~」です。専門家の立場から、子どもたちの発達の視点、不登校、いじめの理論、愛着障害、行動療法など様々な観点から実例を交えて講演され、最後に立ち直りの環境がいかに大切かを力説されました。
第二部前半は県警担当者から平成27年の今後の学生ボランティア育成事業の説明、それを受けて「今年度の少年との交流会」についての参加学生が各班に分かれグループトーキングです。
その討論のまとめでは、本学代表の学生は今後の取り組むべき抱負を発表しました。
新学期が始まった最初の日曜日で時間の調整も難しかったのですが、それにもかかわらず充実した報告・講演・討論の時間を過ごすことができました。
次回は11月1日(日)「少年の居場所づくり」への支援の第5回農業体験(天理市)を行う予定です。