第三回三郷町 みんなでまちづくりを考える公開講座を開催しました
当学三郷キャンパスにおいて、第三回三郷町みんなでまちづくりを考える公開講座を開催しました。
地域住民が主体となって三郷町を盛り上げていこうと始まった公開講座ですが、この日の参加者は16名。
テーマは「三郷町が魅力的おもしろくなるプランをつくる③」で、奈良や和歌山の事例紹介が中心です。講師は、一般社団法人地域づくり支援機構から、地域プランナー・コーディネーターの西久保智美先生をお迎えしました。
コミュニティビジネスには、地域での創業で就業の機会増加、地域の自立や活性化が期待できますが、解決すべき課題もあり、試行錯誤が必要です。
たとえば木工や陶芸などの体験工房や、古民家を利用して地元食材を使った食事を提供するレストランなどが各地で誕生しています。しかし世間に広く周知するのは難しく、自治体同士が連携し、観光や交流の拡大につなげている事例もあるようです。
すべてのコミュニティビジネスは、「地域を盛り上げたい」などの「想い」がきっかけになっており、その想いを積み重ね、ネットワークを作り上げ、迷い悩みながらカタチにしていくものだと西久保先生はおっしゃいます。
講座の後も、三郷町におけるコミュニティビジネスのあり方について、熱心な議論が行われました。