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「茶道部・炉開き」を行いました

三郷キャンパス五号館和室で1月20日午後4時より「茶道部・炉開き」が開催されました。客人にお招きした梶田学長、仁後事務局長を始め、大学の先生方や事務の方々は、茶道部一同のお手並みに、日常からしばし外れ、お茶席の時間を堪能しました。
おもてなしをする茶道部員も、おもてなしをされる側の客人も、日頃味合うことのない緊張の空気を味わいながらも、和やかな会話に花が咲きました。
「炉開き」は、夏の間に使っていた風炉釜をやめて、新たな季節を迎える炉を使い始める意味があります。また旧暦十二支の「亥」の月から、干支の最初「子」の月に転じ、新たな出発を示唆するものであるという説明が茶道部員からありました。
その他、お茶のおもてなしの意味について、お茶碗について、お茶軸について、お花についてなどについての説明も部員からなされました。特に床の間に掛けられたお茶軸の文字が「吾唯足を知る(われ、ただたるをしる)」を表しているというお話には、招待者の皆様もその意味合いの深さにうなずかれていました。
茶道部員にとっては、まさに檜舞台と言うにふさわしい2時間勝負。バックヤードのスペースでは、お湯を沸かしお茶やお菓子の準備作業と並行して、段取りや所作、台詞の確認などが秒刻みで行われていました。
「十分なおもてなしは出来ませんでしたが、お楽しみいただけたでしょうか」の終りにあたっての茶道部員挨拶に、全員が満面の笑顔で応えました。