インターンシップ事後研修会・認定証授与式を行いました
抜けるような青空の11月28日、本学1号館201号教室にて、平成27年度奈良学園大学インターシップ事後研修会・認定証授与式が行われました。
参加者はインターンシップ報告者として5名の学生と、西口清治副学長を始め、インターンシップを支援指導していただいたアドバイザー教員の皆様。
開催にあたり、司会者として情報学部門垣一敏教授が開会宣言をしました。
さらに、インターンシップの単位化3年目にあたって、その経緯と意義が説明され、また、2年次の「インターンシップⅠ」(準備)、3年次の「インターンシップⅡ」(実習)、そしてこの日の事後研修会・認定証授与式に至る本学独自の流れが確認されました。
続いて、西口清治副学長が開会にあたっての挨拶の後、事後研修会として5名の「インターンシップⅡ」受講学生による成果発表が行われました。
5名は発表ぎりぎりまで、発表内容をパソコンや原稿で何度も確認するなど、緊張の時間を過ごしていました。そしていよいよ本番となりました。
発表者は広い教室の壇上のテーブルの前に立ち、それぞれが初めての実社会の現場で体験したことや業務内容、それに伴うエピソードについて発表しました。
また、「わからないことを自分だけでやろうとせず、わかる人に聞く」「相手の気持ちを考えて会話する」「相手の意図を汲み取るよう心がける」「社員同士の仲さが職場雰囲気づくりに大切」「視野を広く持ち、新しいことを提案する能力をつける」など、インターンシップを通して何を学んだのかが個々に発表されました。
成果発表を受けて、西口清治副学長から、大学生活と社会人生活は、まるで違うことを認識しなければならないこと。いろいろな場で多くの経験を積むことがこれからの人生に大切であること。これからいろいろな問題に出会うが、まず自分で問題を見つけ出す力をつけるように努力することが重要ということ。自らがインターンシップに参加し発表することそのものが皆様の積極性の積極的の証明であるので大いなる自信を持ってほしいということ。そして、常に明るく、楽しく、ニコニコとしていることが、就活にあたってはもちろん、これから長く生きて行く上で不可欠であることなどが伝えられました。
続いて認定証授与に移り、実習参加者一人一人に対して西口清治副学長から「奈良学園大学・学長・梶田叡一」と「奈良県大学連合インターンシップ委員会」からの二枚の認定証がそれぞれの発表者に授与されました。
昨年のように来年度のインターンシップ参加予定の学生の参加はありませんでしたが、日常の学生生活の中で、参加者一人ひとりがしっかりと後輩だけではなく同学年の仲間にも伝え、自らも体験の中で得たことをこれからしっかりと活かして行く決意が宣言されました。