保健医療学部のオープンキャンパスを開催しました
6月12日(日)、登美ヶ丘キャンパスで保健医療学部のオープンキャンパスを開催しました。説明会の会場となった大教室には多くの参加者にお集りいただきました。
はじめに保健医療学部の守本とも子学部長が挨拶を行いました。その中で「皆さんが学ぼうとしていることは人の命に関わることです。時には人の死と向き合うこともあるかも知れません。私たちが目指しているのは、患者さんが自らの力で病気を治していこうとする力を、しっかりと支援することです。そのためにこの4年間では、講議の中で『知』を学び、演習を通して『技』を磨き、そして実習で『心』を育てましょう」と話しました。
また充実した施設や設備について、綿密に計画された本学のカリキュラムに基づいて国家試験合格100%を目指していることなどを説明しました。
さらに、看護師・保健師、看護師・助産師の資格を、4年間で同時に取得できることなど、本学の特色について紹介しました。
続いて、担当の先生方から看護師、保健師、助産師を目指すためのカリキュラムの考え方と内容について、加えて事務局より入試についての詳細説明がありました。
オープニングでの説明会の後、参加者の皆さんはミニ講座、キャンパスツアー、体験実習、相談コーナーなどにそれぞれ別れ、オープンキャンパスを開始しました。
ミニ講座は「赤ちゃんはお腹の中でしゃっくりしているってホント」をテーマに行われました。
キャンパスツアーは2班に別れ、講義室や図書館、各実習室などを見学して歩きました。あいにくの小雨のため、校舎の外をじっくりと拝見いただくことはできませんでしたが、参加者の皆さんは口々に「すごい施設ですね。とてもきれいですし、特に実習室がまるで病院にいると思ってしまうほど充実しているのには驚きました」と感想を話していただきました。
参加者の皆さんは各実習室で、実際に血圧測定や、妊婦さんのお腹を疑似体験する体験、血液を簡単にチェックするパルスオキシメーターの使用体験、高齢者の世界を介護の疑似現場で体験するなど、さまざまな体験をしました。特にダミーの赤ちゃんを抱っこする体験では「愛情を持って子どもに接する姿勢を学んだ。」という高校生の参加者もいました。
また看護技術、スマートラーニング実習では、「芸術療法の体験」スマートラーニングの体験が行われました。
ダイニングで行われた相談コーナーでは、長い順番の待ち時間が出るほど、多くの参加者が入試や、カリキュラム、卒業後の進路についてなど真剣に相談をしていました。
当日はサポート役の学生も大活躍。キャンパスツアーや体験会のサポートを終えた後は、ダイニングで参加者の皆さんとケーキバイキングを楽しみながら、本音トークに花が咲きました。話はいつまでも尽きず、参加者はなごり惜しそうにオープンキャンパスの会場を後にしました。