保健医療学部のオープンキャンパスを開催しました
7月17日(日)、登美ヶ丘キャンパスにおいて保健医療学部のオープンキャンパスを開催しました。昨年同時期を大きく上回る高校生、保護者、先生方に参加いただき、本学への期待と注目の高さがうかがえました。
オープニングイベントでは、まず、守本とも子学部長が学部の概要について説明。「本学部は、全人的ケアとチーム医療をキーワードにしたカリキュラムを組んでおり、実習も重視しています。また、奈良県では唯一、4年で助産師の国家試験受験資格が得られる大学です(※)」と特長的な教育内容について紹介しました。また、タブレットを用いたeラーニングをはじめ各教室の設備に最先端技術を使用しており、学習の深化、国家試験対策、きめ細やかなサポート体制が整っていることなども伝えました。続いて、保健師と助産師、それぞれの課程について担当教授からの説明も行われました。
その後、入試説明が行われました。担当者から、従来の入試方法に加えて、今年からインターネット出願ができるようになること(割引制度あり)。さらに、公募制推薦入試について昨年度までの3教科型を、今年度からは2教科型に改めたことなどが説明されました。
オープニングイベント終了後、各教室で用意した体験コーナーを巡るキャンパスツアーとミニ講座「ストレスを科学する」が行われ、参加者の皆さんに自由にキャンパスを見学していただきました。体験コーナーでは、本学部における学びについて、精神看護学が「芸術療法の体験」、老年看護学が「在宅で元気に生活するために」、成人看護学が「身体診察」、基礎看護学が「血圧測定・ユニフォーム体験・パルスキシオメーターを使った脈拍測定」、母性看護学が「妊婦体験・赤ちゃん抱っこ体験」、小児看護学が「子どもの世界を体験しよう」、公衆衛生看護学が「保健師教育の紹介」、在宅看護学が「高齢者の世界を体験しよう」と看護の各領域について体験しました。また、iPadによる「スマートラーニング」体験も注目の的でした。さらに、在学生と語るコーナーでは在学生が実経験を交え、なごやかに交流しました。
参加者からは、「とてもきれいな学舎だと思いました」「実際にどんなことを学ぶかが実感できました」「子育てで、お母さんがどれだけ大変だったのが、少しは分かりました」などの感想が寄せられました。
次回の保健医療学部オープンキャンパスは8月7日(日)13時からです。皆様のご参加をお待ちしております。
※助産師国家試験受験資格は、本学入学後「看護師・助産師課程選択」において必要単位を修得した場合に得られる受験資格です(定員80名のうち10名以内が対象。2年次終わりに本人の希望を聞き、3年次はじめに選考を行います)。
※助産師になるためには、授業を受けて看護資格を取得し、かつ助産師国家試験に合格する必要があります。
※本学部は共学ですが、助産師は女性だけを対象とした資格です(保健師助産師看護師法3条)。