人間教育学部のオープンキャンパスを開催しました
7月24日(日)、三郷キャンパスにおいて人間教育学部のオープンキャンパスを開催しました。梅雨も明けた夏本番の暑い中、多くの参加者の方が本学を訪れてくださいました。
駅から歩かれたり、車で来られたりする参加者とは別に、鉄道利用の方のために、当日は無料の送迎バスをご用意しました。王寺駅を発し三郷駅を経由して走る送迎バスの中では、乗車している参加者に本学学生が積極的に声をかけて本学の良さをアピール。やがてバスが到着すると、すぐに待ち受けていた学生たちが、受付へ誘ってからオープニング会場の大教室へ案内しました。
オープニング会場では、学生が開始までの待ち時間を利用して、スライドを見せながら本学における勉強や学生生活について詳しく解説し、その後、オープニングが開始されました。最初は松田智子学部長が挨拶し、「教育学部を有する大学はたくさんありますが、他の大学より本学が優れているのは、教員免許の取得が必修になっている点です。それはつまり、本学は勉強に厳しい大学ということでもあります。ですが、その分、個別対応をしたり、双方向の事業を行ったりするなど、先生方が全力でフォローしますので、教員を目指すなら、是非、本学部に入学してもらえたらと思います」と人間教育学部の良さについて語りました。
さらに、教師に必要な人間力・教育力・実践力、そして言語力に力を注いでいる教育方針について語り、小学校教諭免許(1種)はもちろん、希望者は中・高校教諭(国語1種)、幼稚園教諭(1種)、日本語教師資格などの免許取得が可能なことや教員採用試験合格を目指す「教師塾」や「naragaku GT」といった充実したフォロー体制が実現していることなど、本学部の特色あるいろいろな取り組みについても言及しました。もちろん、保育士資格も取得が可能です。
続いて、学生による学校生活や部活・サークル紹介の説明と入試説明を行ってオープニングは終了。その後、学生がガイド役となってキャンパスツアーを実施しました。ツアーでは、呈茶室や図書館、トレーニングルーム、幼稚園・小学校の教室を体験できる幼小接続室、ピアノ実習室などの各施設を案内した後、ビューラウンジで休憩をとりました。
休憩後は模擬授業を行いました。今回は「奈良学」などを担当している桑原祐子教授による「古代の提出書類と書状-正倉院文書から-」と名付けた授業が行われ、正倉院に保管されている書類や書状の重要さについて解説しました。
最後は、教職員や学生による相談コーナーにおいて、担当者が今日の見学で疑問に思ったことや気になったことなどをお聞きして、オープンキャンパスは終了しました。
参加した生徒や保護者の方からは、「いろいろな教室や設備があって、とても面白かったです」、「先輩の話が聞けて良かった」、「個性的な先生がたくさんいらっしゃるなと思いました」といった感想をいただきました。オープンキャンパスに参加して、本学への関心をさらに深めていただけた様でした。
次回の人間教育学部オープンキャンパスは8月6日(土)に開催いたします。