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【保健医療学部】領域実習オリエンテーションを開催しました

今年度、領域実習のための「領域実習オリエンテーション」が3年生全員を対象に大講義室にて開催されました。
いよいよ9月5日から始まる各領域での現場実習に先立ったオリエンテーションとあって、緊張の中で学生たちは真剣な面持ちで聞いていました。
全体オリエンテーションでは領域実習の部会長、吉村雅世教授から「平成28年度・看護学臨地実習要項」の心構えとメッセージをいただきました。

心しなければならない最も重要な点として、実習先の患者さんは『常に不安を抱えている』事実を忘れてはならないということです。
たとえ実習生であっても、患者さんは何時に来て、何をしてくれるのかを常に考えています。それにしっかりと応えていくことが大切です。
急に休んだり、時間が守れなかったりすると、患者さんの精神的な不安につながるため、自己管理する意識が不可欠です。

患者さんのプライバシーは厳守で、関係のない第三者に話をしたり、外に出て話すことはもちろん、インターネットにつながったPC等に記録を絶対に残さない細かな配慮が必要となります。
また、それぞれ実習先の病院の規定に従って、身だしなみや言葉遣いに気をつけることも重要です。

その他、患者さんの血液等の体液に触れたり、不注意で注射針が指に刺さったりした場合の対処法など実務上の留意点や、公欠の場合の対応、自己評価についてなど、約2時間半の中身の濃いオリエンテーションでした。

オリエンテーションの後、さっそく母性看護学実習、昼からは老年看護学実習などの学内での実習がスタートしました。