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保健医療学部のオープンキャンパスを開催しました

8月7日(日)、登美ヶ丘キャンパスにおいて保健医療学部のオープンキャンパスを開催しました。真夏の酷暑が続く中でも、昨年の同時期に行ったオープンキャンパスを大きく上回る人数の参加者が訪れ、本学部への注目と期待の高さが感じられました。

オープニングイベントでは、最初に守本とも子学部長が、「『全人的健康感』をテーマに、自然治癒力・患者主体・多様な医療・自己実現の4つをキーワードにした実践的なカリキュラムを組んでいます」と本学部を紹介。
そして、奈良県では唯一、4年で助産師の国家試験受験資格が得られる大学であることをはじめ、タブレットを用いたeラーニング(スマートラーニング)を採用し、また各教室の設備は最先端技術を導入していることなどを説明しました。さらに、国家試験対策などに関してもきめ細やかなサポート体制が整っていることなどにも言及しました。

続いて、保健師と助産師の担当教授が、それぞれの課程について具体的に説明しました。その後、従来の入試方法に加えて、今年度から割引制度があるインターネット出願を開始することになり、8月20日からHPで詳しく紹介する予定であること。さらに、公募制推薦入試について昨年度は3教科型であったものを、今年度からは2教科型になったことや、入学金返済が国公立の合格発表が行われる3月中旬まで延長されたことなどを入試担当者が説明しました。

オープニングイベント終了後は、各教室で用意した体験コーナーを巡るキャンパスツアーとミニ講座「高齢者を理解する」が行われ、参加者の皆さんに自由に参加していただきました。体験コーナーでは、看護の各領域について、精神看護学が「芸術療法の体験」、老年看護学が「在宅で元気に生活するために」、成人看護学が「身体診察」、基礎看護学が「血圧測定・ユニフォーム体験・パルスキシオメーターを使った脈拍測定」、母性看護学が「妊婦体験・赤ちゃん抱っこ体験」、小児看護学が「子どもの世界を体験しよう」、公衆衛生看護学が「保健師教育の紹介」、在宅看護学が「高齢者の世界を体験しよう」などのコーナーを設け、参加者の方に実際に体験。また、iPadを用いた「スマートラーニング」体験では、多くの参加者に実物を触れていただきました。その他、在学生と語るコーナーでは、在学生が自分の実経験を語るなど、終始、なごやかな交流が行われました。

参加者からは、「とても環境が良く、施設も充実しているので、勉強がしやすそうだと感じました」「先輩方がとても優しいので安心しました」「お腹に赤ちゃんがいるというのは、こんな感じなんだと分かりました」といった感想をいただきました。

次回の保健医療学部オープンキャンパスは8月20日(土)13時からです。皆様のご参加をお待ちしております。

※助産師国家試験受験資格は、本学に入学後した後、「看護師・助産師課程選択」において必要単位を修得した学生が得られる受験資格です(2年次終わりに本人の希望を聞き、3年次はじめに選考を行います。学部定員80名のうち10名以内が対象)。
※助産師になるためには、授業を受けて看護資格を取得し、さらに助産師国家試験に合格する必要があります。
※本学部は共学ですが、助産師は女性だけを対象とした資格です(保健師助産師看護師法3条)。