夏期短期研修(海外協定校からの留学)の発表会・修了式を行いました
8月8日、三郷キャンパスにて本学の国際交流センター主催による「奈良学園大学夏期短期研修」の成果発表会・修了式が行われました。
7月12日から約4週間、長江大学、三峡大学、黒龍江東方学院、青島理工大学琴島学院(以上中国)、屏東科技大学(台湾)、スィーパートゥム大学(タイ)、メコン大学(カンボジア)、ダナン大学(ベトナム)、香港城市大学専上学院(香港)の10校49人の学生が研修生として本学を訪れ、日本語をはじめ日本の文化について学びました。
研修最終日のこの日は期間中に体験し学んだことなどを、お世話になったホストファミリーの方たちも招いて発表。
訪れた奈良公園や大阪城、金閣寺などの名所について、茶道や浴衣・着物の着付け、ホームステイ先で経験した日本の生活についてなどをレポートにまとめました。
写真や動画にまとめられプロジェクターに映し出されたレポートは、大学ごとに特徴がありとても興味深いものでした。
また、それぞれの経験をしっかりと日本語でまとめられ、研修期間中の勉強の成果が出ていて先生方も驚くほど。中にはダンスや歌で先生やホストファミリー、出会った友人たちへ感謝の気持ちを伝える大学もあり、発表会はとても賑やかな時間になりました。
発表会の後は国際交流センター長を兼ねる西口副学長より修了証書の授与があり、生徒たちは喜びと緊張が入り混じりながら一人ひとりしっかりと受け取りました。その後、西口副学長より「これから世界を舞台に活躍する存在になってもらえるよう、この研修をスタートに経験したことを生かし、それぞれの母国に貢献できるよう励んでください」と、激励の言葉をいただきました。
最後に研修生を代表して香港城市大学専上学院の学生が、改めて約4週間の経験で得たこととその感謝を述べて修了式は無事終わりました。
修了式の後は会場を移し、ホストファミリーの方と本学の学生も交えて、ランチも兼ねた送別会を開催。美味しい料理を囲みながら残りの時間をめいっぱい楽しみました。ラストには、人間教育学部に在籍する3回生の矢野さんからのサプライズも。みんなで過ごした思い出のスライドショーや記念品の贈呈などがあり、一人ひとりの記憶に残る送別会になりました。矢野さんは1回生の頃から学生サポーターとして参加。今回の研修ではレクリエイションの内容を提案するなど、積極的に取り組んできたので思いもひとしおだったそうです。
グローバル社会で活躍できる存在になるために、さまざまな文化と触れ合う経験は研修生にとってはもちろん、本学の学生にとってもとても大きな経験になりました。