ニュース

ニュース

茶道部の「炉開き」が三郷キャンパスで行われました

三郷にキャンパス5号館和室で11月10日午後4時30分より「茶道部・炉開き」が開催されました。

「炉開き」は、夏の間に使っていた風炉釜をやめて、新たな季節を迎える炉を使い始める意味があります。

茶花には花梨と椿が生けられ、秋から冬への四季の移り変わりを感じさせてくれました。

お茶軸は本学人間教育学部小竹教授から提供された「詩情佛心(しじょうぶっしん)」の書で、「詩情は仏心にあるというのか、仏心から詩情が漂うというのか?書人一紅の詳細は伝わらないが、淡々として清涼。中央に東大寺瓦当紋を配した、てらいのない筆致である。「やまとは国のまほろば」と歌い上げた万葉人たちの奈良への想いが感じとられる一作である。」という話がありました。

普段は飲み慣れない濃茶も美味しくいただき、緊張しながらも2年次生の前田千愛美さん、釜本早紀さんの見事なお手前と、2年次生の谷脇菜央さんの素晴らしい半東をはじめ、茶道部員一同のおもてなしは、その成長に目を見張るものがありました。

主客の梶田学長、仁後事務局長を始め、たくさんの先生方や職員は、終始和やかな雰囲気で、日常からしばし外れ、深まる秋の夕暮れの中、お茶席の時間を堪能しました。