和文化教育第13回全国大会奈良大会が開催されました
11月19日、和文化教育第13回全国大会奈良大会(主催=和文化教育学会、共催=奈良学園大学、実行委員長=渡邉規矩郎奈良学園大学教授、三郷町制施行50周年記念協賛事業)が「奈良〈まほろば〉からの伝統文化教育の発信」を大会テーマに本学を主会場に開催され、全国から多くの研究者、教育行政関係者、学校関係者が参加しました。
開会行事では和文化教育学会会長を務める梶田叡一・本学学長、森宏範・三郷町長が挨拶に立ち、信貴山、龍田、聖徳太子など地域にまつわる歴史・文化を紹介するとともに伝統文化の大切さを強調しました。
次いで、3つの分科会が行われました。本学からは、伊﨑一夫教授、瀧明知恵子講師、増井眞樹准教授が各分科会の司会を務めたほか、第3分科会で人間教育学部3回生の上山千尋さんが「教育と日本の伝統文化~授業・茶道・国際交流を通しての学び」をテーマに研究発表しました。
引き続き、公益社団法人南都楽所の雅楽公演「蘭陵王」、三郷町立三郷小学校ふれあいクラブの児童が和太鼓演奏を元気一杯に披露しました。また、野澤密孝信貴山真言宗宗務長・総本山朝護孫子寺事務長が「毘沙門天信仰と信貴山」をテーマに記念講演しました。
この後「郷土の伝統・文化等に関する学習の推進」をテーマに行われたシンポジウムではコメンテーターを梶田学長、コーディネーターを渡邉教授が務めました。
なお、大会の司会役を本学人間教育学部2回生の谷脇菜央さんが勤めたほか、受付、呈茶室でのおもてなしなど多方面で学生が活躍しました。
学外から参加者からは、異口同音に「今大会の企画と充実した内容、学生さんたちの対応に感激した」との声が聞かれました。