見えないものを見る力!小学生を対象とした科学遊び・学びの広場プロジェクト「万華鏡をつくろう」
~ 万華鏡づくりを通して、小さな宇宙を体験しよう ~
昨年度から実施している小学生を対象とした「科学あそび・学びの広場プロジェクト事業」は、奈良学園大学ボランティアサークルが主催となり、学生主体で運営している事業です。今年度の主テーマは、「見えないものを見る力」。
今回は、万華鏡づくりを通して、万華鏡の歴史や光の反射の学習をしました。万華鏡は、子ども達でも手に入れることができる身近な素材(ペットボトル、タレ入れ等)を用いて製作し、三面鏡をのぞき込んだ子ども達は、「きれいー!!」と口々に感想を述べ、夢中になって鏡に映るきれいな模様の世界を楽しんでいました。
低学年の子どもたちが多かったため、光の性質の説明は少し難しかったようですが、製作中は笑顔で意欲的に取り組んでいる様子が見られました。中でも、子どもたちが一番目を輝かせていたのは、模様となるビーズを選ぶ工程。一生懸命選ぶ子どもたちの様子に、学生も自然と笑顔が出ていました。また、光を調節するために、黒い布でペットボトルの側面を多い、覆っていないときとどちらが綺麗に見えるかなど比べて遊びました。
製作後の自由時間ではいろいろなものを背景にして万華鏡を回しながらのぞいたり、学生が用意した様々な万華鏡のコーナーで遊んだりしていました。時間いっぱい、夢中になって万華鏡をのぞく子どもたちの姿があり、とても有意義な一日となりました。参加をしてくださった子ども達、保護者の方々、ありがとうございました。
奈良学園大学ボランティアサークル
報告者 前田千愛美
(2016.11.26)
報告者 前田千愛美
(2016.11.26)