けいはんな学研都市6大学連携「市民公開講座2018」が実施されました。
けいはんな学研都市6大学連携「市民公開講座2018」が、8月31日(金)に国立国会図書館関西館(京都府相楽郡精華町)で実施されました。残暑が厳しい中、約百数十名の方々が本講座に参加されました。
延べ3日間、7つの講座の最初の講座は、今年も奈良学園大学大学院看護学研究科教授の辻下守弘教授により「サイバー・マインドフルネス(瞑想) ~バイオフィードバックの世界~」と題して講座が進められました。
理学療法士の治療技術の一つである「バイオフィードバック」の説明に当っては、「マインドフルネス(瞑想)」を紹介され、最近の研究では、身体の疲れや痛みは、脳の疲れに関係していることが判ってきたとの解説がなされました。更に心が、「今この瞬間」に起こっているありのままの経験に注意を向けないで、目の前の課題とは全く関係のない雑念に支配されている状態である「マインドワンダリング」についても判りやすく解説されました。
受講生の方々は、「マインドワンダリング」を軽減する実践として、辻下先生の指導に従って「マインドフルネス呼吸法」にも取り組み、熱心に受講されていました。
奈良学園大学は学研都市での知的活動にも大きく貢献しております。保健医療学部においては、2019年4月にリハビリテーション学科の開設を予定しております。今後も躍進する奈良学園大学へのご理解・ご支援をよろしくお願い致します。