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「第24回ピープルファースト大会in奈良」に学生ボランティアとして参加をしました!

~ 差別・虐待のない未来へ向けた提言 ~

 今回、ピープルファーストジャパンが主催する奈良大会にて、本学の1~4年生34名の学生がボランティアスタッフとして参加をしました。
ピープルファーストとは、1973年アメリカのオレゴン州で知的障害のある当事者が「ちえおくれ」や「知的障害者」とレッテルを貼られるのがどんなに嫌か、という事を話し合い「私たちは障害者である前に人間だ! 〈People First〉」と発言したことがきっかけで創設された国際的な団体です。「自分たちのことは、自分たちで決める」という、『自己決定』からはじまった当事者の権利を求める運動です。今回の奈良大会では、スウェーデンや韓国からも参加者があり、国際色豊かな大会となりました。
 参加をした3年生の下口玲暢さんは、今回のボランティアや分科会に参加をする中で、「当事者が話す言葉以上の思いを感じることができ、また、三田事件や沖縄での精神障害を発症された方の監禁事件など、メディアに出てこない事実にもふれ、考えさせられました。こうした当事者の声から、社会が動いていくのだなと思い、こうした機会を与えてくださったことに、感謝します」と述べていました。