【社会連携】第3回り~べるカレッジ「台湾の疫病払いの祭り」を開催
6月29日(土)、王寺町地域交流センター(り~べる東館5階)にて、第3回「り~べるカレッジ」が開催されました。
今回は「台湾の疫病払いの祭り」をテーマに、本学人間教育学部の山田 明広講師による公開講座がおこなわれました。
本学社会連携センター委員で人間教育学部の善野教授による挨拶の後、台湾の地域に古くから根付く伝統的なお祭りについて講座が始まりました。
台湾では、天帝に代わって巡察にやってくる「王爺(おうや)」を迎えて歓待を尽くし、廟の境域を巡察させて疫病を駆逐させ、最後に王船と呼ばれる船に乗せて送り出す祭典について、動画も交えて解説頂きました。
更には、「王醮(おうしょ)」と言われる 台湾の疫病払いの祭りであるシステムは、二重のシステムになっており、「道教儀礼」と「儒教儀礼」によるものとが一体となって構成されているという考察についてもお話頂きました。
本年度の3回に渡る「り~べるカレッジ」は、おかげをもちまして 無事に終了致しました。来年度も皆様のご期待に沿えるよう計画を進めてまいります。今後も奈良学園大学と本学学生たちにご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。