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【人間教育学部】12/20 教職表現力演習Ⅱ-授業レポ(幼稚園専修)

12月20日(金)幼稚園専修2回生の授業「教職表現力演習Ⅱ」において、「発達段階に応じた手遊び、絵本の読み聞かせの実践」というテーマで、YMCAなら保育園主任保育士の向井美香子先生にお越しいただき、実技演習を行っていただきました。

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まず、先生は「あなたのおなまえは」を歌いながら、学生一人一人に名前をたずねていきました。

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手遊びの当番の学生が前に立ち、みんなで「お弁当のうた」の手遊びを行った後、向井先生の主導で3つの手遊びをしました。

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「ちゅんちゅんこっこ」は乳児向けで、人さし指と手のひらだけを使う手遊びですが、乳児はそれだけでも十分楽しめること、「おおきなたいこ」は、大きな音と小さな音を聞き分けたり、数を聞き分けたりしながら机を一緒にたたいてリズミカルに遊べるので、子どもたちも大好きだと教えていただきました。

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学生たちも楽しみながら実践していました。


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絵本のコーナーでは、各年齢の発達の特徴と、それぞれの発達段階に応じた絵本を紹介していただきました。

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当番の学生2人が、「じゃあじゃあびりびり」と「いただきまあす」を読み、コメントをいただいた後、先生が「まるてんいろてん」と「おつきさまこんばんは」を読み聞かせを行い、これらの絵本を保育園で読み聞かせした時の子どもの微笑ましいエピソードを話してくださいました。

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ペープサートづくりをしました。
厚紙に好きな動物を貼り、扉をつけて、歌に合わせて全員が作成したペープサートを発表しました。

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最後に向井先生は、表現力を身につけるためには、「優しい口調と笑顔で接すること、手遊びや絵本を繰り返し試して自信をつけること、子どもたちと一緒に楽しむことが大切です」と話されました。

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また、子どもたちは大好きな絵本の登場人物になりきって劇遊びをしたり、自分たちで作ったペープサートを使って遊んだりすることで絵本に自然に親しみを持つようになる。

つまり、子どもの表現は遊びを通してつながっていくと、保育場面のエピソードを交えて語りかけてくださいました。子どもたちと毎日触れ合っている先生の笑顔や温かいことばを通して、多くのことを学ぶことができました。

(文責:人間教育学部 高橋千香子)