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【人間教育学部】教育実習外部特別講師の授業(幼稚園専修)

【人間教育学部】教育実習(学内)外部特別講師の授業:8月13日 幼稚園専修

 大和郡山市立の幼稚園(本学の学生が教育ボランティアや実習でお世話になっています)で園長をされている瀬川文代先生をお招きし、第1部では「幼稚園教育」と題して、教育実習に向けての心構え等をお話していただき、第2部では「模擬保育」をしていただきました。さすが、現場の幼稚園の先生で『はじまるよったら、はじまるよ』の手遊びを学生と一緒に楽しみながら、和やかな雰囲気の中で、2時間の講話が始まりました。

 第1部の特別講演では、今年度4月から新型コロナウイルスの影響で、保育内容や環境が今までとはまったく違うこと、そのために保育者として気を付けて取り組んできたことをお話ししてくださいました。続いて、環境構成の仕方・保育者としての言葉がけ・遊びを発展させるための援助の仕方を、3・4.5歳児の学年別に実際の遊びの姿を、パワーポイントや写真を通して具体的に説明してくださいました。そして、現在幼稚園で勤務しておられる現場の先生方からも、学生に実習に向けてエールの言葉を送ってくださいました。

 実際の子どもたちの姿を通しての講話から、2学期もまだ続くであろう新型コロナウイルス対策について、実習に行った時のそれぞれの学年の子どもたちへのかかわり方を学ぶことができました。

 第2部は、『3びきのやぎのがらがらどん』のエプロンシアター、『100かいだてのいえ』の大型絵本の読み聞かせ、そして学生に向けて長谷川義史先生訳『みつけてん』『ちがうねん』の本を披露してくださいました。その中で、声の出し方・間の取り方・抑揚のつけ方等保育者として必要な技術を、たくさん学ぶことができました。

 今回の特別講義を受講した学生たちは、この授業で現場の園長先生の話を聞くことで子どもたちへのかかわり方・保育技術について等多くの学びや気づきがあり、2学期以降の教育実習に向けての意欲も高まったことと思います。瀬川園長先生、お忙しい中ありがとうございました。(文責 加奥満紀子)