【人間教育学部】1/14 キャリアスキルアップⅡ-授業レポ「税の講演会2020」
三郷キャンパスで1月14日、奈良税務署から講師をお迎えして、3年生のキャリアスキルアップⅡ(担当:人間教育学部岡野聡子准教授、キャリアセンター副センター長)の授業の一環として、今年度も税の講演会を、十分なコロナ対策を考慮しながら、対面授業形態で実施しました。
はじめに、本学の西口清治学長顧問によって、講師の奈良税務署の灰谷康夫副署長の紹介があり、講演が始まりました。
1.税の役割
「社会の会費」である税とそのゆくえ、わが国の財政の現状、社会資本整備と公共サービスの費用、教育費などについてグラフを用いて全体的な説明。
2.税制の現状
税の分類として、直接税と間接税、国税と地方税、所得に対する税・消費に対する税・資産等に対する税についての概要、消費税の概要や仕組みや軽減税率についても具体的な数値を用いて説明。
3.税務署の仕事
わが国の国税庁の組織と機構の概要、税務署の仕事(管理運営部門・徴収部門・課税部門など)について、就職の資料としても役立つ内容の説明。
4.納税者サービスの向上について
国税庁のホームページの充実、申告の作成、e-Tax、スマートフォンの対応など納税者に役立つ手続きについての解説。
5.国税庁の取組紹介動画として
脱税を見逃さない国税査察官の仕事をドラマとして視聴。
6.税のスペシャリストになるためには
税務の事務職員などのスペシャリストの紹介や採用試験、女性の職場として整っている環境のわかりやすい説明。
大学生に対する日本の財政や税金の基礎知識についての講演時間中、受講生は終始、プロジェクター画面や配布されたレジュメの内容を熱心に聞き入りメモをとっていました。
[謝辞]奈良税務署の皆様には、毎年有意義な講演を頂き、学生の今後の勉強・生活に役立つことに大変感謝しています。お礼を申し上げます。