6/20オープンキャンパスを開催しました
6月20日(日)、登美ヶ丘キャンパスにて人間教育学部(人間教育学科)および保健医療学部(看護学科、リハビリテーション学科)のオープンキャンパスを開催しました。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、ご来場の皆さまおよび関係者の健康と安全を考慮し、入口での検温、手指消毒を徹底して実施しました。
はじめに各学科に分かれて入試ガイダンス、学部長挨拶、学科説明がありました。
人間教育学部では教育にたずさわる専門職を養成することを目的とし、変化に対応できる、人を中心としたコミュニケーション能力の育成に重点をおいています。
幼稚園専修の学生からは、幼児とかかわりあいながら実践的に学べる機会であるボランティア活動や、幼稚園教諭にかかせない器楽演習の授業などについてのプレゼンテーションがありました。
小学校専修の学生からは、主に社会科について、"暗記ではなく学んだことをどう活用していくかが児童にとって大切だと考える"、というプレゼンテーションがありました。
中等数学専修の学生による、熱のこもった模擬授業も行われました。
また、人間教育学部ではオープンセミナー参加の皆さまと在学生、講師陣によるディスカッションの機会も設けており、セミナー参加の皆さまは、在学生に教師を志したきっかけなど、活発に質問されていました。
リハビリテーション学科では、少人数のグループにわかれてのキャンパスツアーが行われました。
身体に麻痺などの問題があっても、ケアされる側の方が楽しいと思えることで身体の機能回復をはかっていくことが大切です。そこで、本校の作業療法学専攻では、陶芸、革細工、七宝焼きなどの技術も学びます。
理学療法学専攻では、超音波や電気刺激、温熱療法や牽引などを紹介しました。
身体機能がかなり衰えている場合には、心拍数などを計測しながら安全にリハビリテーションを行う方法も現場では実施されており、方法についても本学では学びます。ケアされる側の方が安全に日常生活を送れるようにする歩行器などの福祉用具の使い方も説明しました。
キャンパスツアーに参加された方は「講師の方々が優しくて説明がわかりやすかった。理学療法士、作業療法士の仕事内容の違いがつかめたので、どちらを専攻するか、しっかり考えたい。」と、感想が聞かれました。
看護学科では、ワンフロアをすべて使ったフリーツアーを行いました。
国際医療看護にも挑戦できる機会も用意し、リハビリテーション学科ではより良い実習環境のために最新のリハビリテーション機器をそろえています。
「基礎看護学の『手洗い』、プロの極意を教えます」のコーナーでは、看護師の日常で行っている入念な手洗い方法を実践。参加者が「手洗いチェッカー」で確認すると、汚れが残っている反応に驚き、「もっと、しっかり洗わないといけないですね!」と笑みがこぼれていました。
集中治療室を再現したコーナーでは講師の指導の下、オープンキャンパス参加の皆さまが、実習用ヒューマンボディを使って実際に脈拍数の計測に挑戦されていました。
在宅看護学のコーナーでは一般の住居が再現されており、高齢者向けの椅子やテーブル、浴室、介護ベッドに寝たきりの方のケアなどを説明しました。
母性看護学のコーナーでは高校生の参加者が、実際に泣き出したり、笑いだしたりするヒューマンボディの赤ちゃんを抱き上げ、おそるおそるミルクをあげてみたり、楽しい時間を過ごされていました。
また、胎児が大きくなっていく様子の模型に興味深そうに見いっておられました。
参加された方からは、「実際の看護の現場に少しでも触れることができて、たいへん刺激になりました。看護師を目指したいです。」との感想が聞かれました。
今後のオープンキャンパスは、7月25日(日)、8月8日(日)、8月22日(日)を予定しています。
詳細情報につきましては順次公開しますので、こちらのページをご確認ください。
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