登美ヶ丘カレッジ第4回「スポーツ現場で役立つテーピング」を開催しました
10月16日(土)、登美ヶ丘キャンパスにて「奈良学園大学登美ヶ丘カレッジ第4回」を開催しました。
今回は「スポーツ現場で役立つテーピング」をテーマに実施しました。
講師は、理学療法士でありバレーボールチームのトレーナーとして豊かな経験を持つ、本学保健医療学部リハビリテーション学科野田優希助教です。
運動部で活動する高校生や大学生を中心に、大人の方まで幅広く受講していただきました。
テーピングの基本的な切り方を練習したのち、主に2つの技術を解説しました。
1つ目は「足関節捻挫に対するテーピング」です。最初に肌荒れから皮膚を守るアンダーラップを巻いていきます。
テープを巻く側はもちろん、巻かれる側も足首の角度を保ったり、ふくらはぎに力を入れたりして、互いに協力しあい手順に沿って巻いていきました。
また、動作の確認をしやすいように映像教材を用意しました。
一人が巻き終えたあと、役割を交代してテーピングの練習を行いました。
普段からテーピングを使い慣れている人の中には、与えられた時間の限り繰り返し練習する姿も見られました。
2つ目は「アキレス腱の痛みに対するテーピング」です。
剥がれにくいよう角を丸く切る、貼りやすいよう台紙を裂いてから貼る、筋肉を伸ばした状態で貼るなどコツがたくさんあります。
くわえて、筋痙攣に対するテーピングとして、テープを2股に切って貼る方法なども説明しました。