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登美ヶ丘カレッジ 第7回 「緩和ケア領域における理学療法の紹介」を開催しました

4月16日(土)、地域の方々に参加していただいて、「奈良学園大学登美ヶ丘カレッジ 第7回」を開催しました。


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今回は 「緩和ケア領域における理学療法の紹介-理学療法士の可能性と広がる役割-」をテーマに、本学保健医療学部リハビリテーション学科の池田耕二教授による講演を行いました。


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近年、穏やかに自分らしく最後の時を過ごすために、看取り期には在宅を望まれる傾向があります。そのためには理学療法の緩和的介入が必要で、具体的には、最後まで自分で食事ができるようにしたり、呼吸がしやすいようにするリハビリテーションであったり、ポジショニングで眠りやすい体勢にすることなどです。


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また、在宅リハビリテーションにおいては精神面でのケアも重要で、理学療法士は家族や本人の希望を理解し、丁寧で礼儀正しい態度も求められます。


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一般的に現在の医療分野では、終末期患者に対して理学療法は必要ないという考え方も、まだまだ根強いものがありますが、その考え方は変えていかなければなりません。

死に向かう過程において、生活の場で各症状をコントロールしつつ、様々なものとの関係性を再構築し、人生の振り返りを容易にし、死の受容、家族との絆の確認、人生の総括を行い、自分自身の納得の手助けになるリハビリモデルが必要とされています。


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また、痛みは怒りや不安などによって増強され、人とのふれあいや気分の高揚などによって軽減されることが研究によって明らかになってきているということで、患者家族も取り組める、理学療法の見地からのアドバイスもありました。

具体的には適切な姿勢をとらせることや、うちわなどで顔周辺に風を送って呼吸を楽にしたり、痛みを感じているところをさすったり、食事に関してのアドバイスなどです。

また、終末期の患者に起こる精神的症状は家族の苦痛を大きくしますが、理学療法士には、そういった家族にも寄りそう、何でも話せる関係性の構築が大事であるとのことです。


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他にも池田耕二教授からは、長年の在宅リハビリテーション経験から、多くの理学療法による緩和ケアの具体例が説明されました。

「終末期にあっても、リハビリテーションによって体調が改善してくると、患者自身に意欲や思いが出てきます。そういったタイミングで、最後にやりたいことをさせてあげるのも大事なことです。最近はコロナ感染予防のために、介護施設や病院で家族が面会できず、納得のいかない最後を迎えている方々が多くおられます。人と人との関わりの大切さを痛切に感じます。」とのお話もありました。


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最後に質疑応答が行われました。
参加者の皆様は、ご自身が入院されたときの理学療法士とのコミュニケーションの体験を熱心に話されたり、地域のホスピスには緩和ケアの理学療法士は在籍しているのかということなどを興味深く質問されたりしていました。


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