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理系教育ユーチューバーでんがん氏の講演会を開催しました

 

 

6月18日(日)、「『でんがん』が語る、大学選びの本質」というテーマで、理系教育ユーチューバーでんがん氏の講演会を開催しました。

でんがん氏は、大阪大学基礎工学部電子物理科学科卒業後、同大学大学院基礎工学研究科修士課程を修了され、大手企業に勤務の後、現在はユーチューバーとして活動されています。

 

 

 

 

でんがんさんの自己紹介に続いて、最初はユーチューバーに関するクイズです。

勝った皆さんには、でんがんさんから景品も配られ、会場は大いに盛り上がりました。

 

 

皆さんがリラックスされたところで、「大学選びの本質」のお話に移っていきます。

 

まず、進学を希望されている皆さんは「どこの大学に行くべきなんだろう…」と、悩まれると思いますが、でんがんさん曰く、「正解はありません」とのことです。

 

 

 

 

大学の特徴として高校と大きく違うところは、「主体的に専門分野を学ぶ場所」であり、いろいろな地域から学生が集まってくる「今までとは比べ物にならないくらいのオープンワールド」であるとのことです。

 

有意義な大学生活を送るためには、今、何を学んでいる時が楽しいかという感覚を大事にして、そこから専門分野を選び、自分の憧れる人がいるオープンワールドの大学で、自分にあった環境の中、自分の意思を軸に自由自在に勉学に励むことが大切であると話していただきました。

 

 

 

現在の時点で、大学を決めろと言われても、実際は不安で決められないと思います。

しかし、今の段階でのベストの選択をするほかありません。

また、進学する大学を決めた後には、自分が下した決定を受け入れて、それを正解にする努力も必要であるとも話していただきました。

 

大人は「自分で決める」ことが問われます。

大学選びでは、「夢中」「憧れ」「環境」の三つを意識してみるのが良いと、でんがんさんは言われています。

「その瞬間のベストな選択をするようしっかり考え抜いていきましょう」と、参加された皆さんにアドバイスが贈られました。

 

質疑応答も行われ、「高校時代にやっておきたかったことは何ですか。」という質問には、「大人になるとアウトプットのほうが増えるので、高校時代に興味のあることに取り組んでしっかりインプットしておいてください。

インプットができている人が、大人になってから活躍できます。」という回答が返されました。

 

 

 

講演会の最後には本学学生から、でんがんさんにお礼の言葉が贈られ、会場の皆さんからも大きな拍手が贈られました。