専門性を高める実践的な施設
基礎・成人看護学実習室
80名同時に実習できる広々とした実習室内には、計30台の電動ベッドがあり、病棟を模した構造となっています。実習室には、モニター、カメラ等が設置されており、基礎看護技術演習、フィジカルアセスメント、シミュレータモデルを使用した一次救命処置、術後の段階的離床の演習など、看護実践力を学べる環境が整っています。
集中治療室（ICU）実習室
最新の複数のシミュレータ・トレーニングモデル、臨床で実際に使用されている本物の各種機器を使用して、リアルな術直後の状態を再現し、術直後や集学的治療が必要な患者様に対する看護実践能力アップのためのトレーニング環境が整備されています。
母性・小児看護学実習室
母子への看護について学ぶ実習室です。乳児や幼児、妊婦などの各種シミュレータ、沐浴槽や保育器、小児用ベッドなどを備え、臨床現場に近い状況で実践的に学習できる環境を整えています。
助産学実習室
助産師課程専用の実習室です。学生約2～3名に１台の分娩介助シミュレータ、妊婦や新生児の健康診査技術を学ぶためのシミュレータ、分娩台や胎児心拍数モニタリング装置などを備え、実際の分娩介助場面を再現しながら助産に必要な技術を演習できるようになっています。
老年・在宅・精神・公衆衛生看護学実習室
キッチン・和室・風呂場・トイレのある「在宅生活スペース」と、高齢者ベッドを設置した「病室スペース」があります。在宅生活スペースでは高齢者の健康生活の支援、在宅看護について学びます。病室スペースでは療養する高齢者への看護を学びます。