人間教育学部 人間教育学科

人間教育学部 人間教育学科

人間教育学専攻
中等国語専修

日本語の面白さ、豊かな言語文化を伝える教師に。

私たちが日常的に使っている日本語は、漢字・ひらがな・カタカナ等の表意文字と表音文字とを組み合わせた表記体系をもつ、世界でも稀な言語です。
他国の文化を受容し、豊かに変化してきた日本語の成り立ちや構造、歴史的変遷を学び、その中で生まれた数々の文学作品を読み解く力を身につけます。
本学の中等国語専修では、国語学、国文学、漢文学、国語教育学の専門家により、基礎から最先端の研究までを広く深く学びます。 また、本学で設定している「人間教育実践力開発演習」では、実際の教育現場での具体的な体験を通し、様々な気づきを得ることで生きた教育力を養っています。
確かな知識と優れた言語感覚、読解力をもって、日本語の奥深い面白さと豊かな言語文化を伝えることのできる教師を目指します。 中等国語専修では、中学校・高等学校教諭一種免許状を取得し、また、小学校教諭一種免許状や特別支援学校教諭一種免許状を取得することも可能です。
取得できる免許・資格
●中学校・高等学校教諭一種免許状(国語)
●特別支援学校教諭一種免許状(知・肢・病)
または
●小学校教諭一種免許状
●学校図書館司書教諭
目指す進路
●中学校教員(国語)
●高等学校教員(国語)
●特別支援学校教員※
STUDENT'S VOICE
現役の小学校教師から学べる演習の授業が楽しい。
国語教師になるために中等国語専修に進学しました。好きな授業は「人間教育実践力開発演習」です。
小学校で教師をしている先生の話を聞いたり、実際に地域の小学校で子どもたちと触れ合いながら教師の仕事を間近で見ることができ、とても勉強になります。
目指しているのは、生徒に寄り添える先生。そのために人間力を高めていきたいです。
清村 亮太さん
清村 亮太さん
人間教育学科 2年生
(奈良県立桜井高等学校出身)
TEACHER'S VOICE
言葉は思索そのものであり、文字は文化の指標であるといわれます。この言葉と文字の紡ぐ世界を学びます。
1年次から専門分野を広く、深く探求します。重要なことは、言語現象や文学で語られる普遍的なテーマに関して、問題意識を持つことです。
桑原 祐子
中等国語専修 教授
桑原 祐子