研究室訪問

  • 人間教育
    学科

    • 特任教授
    • アオヤマ マサヤ 青山 雅哉
  • 中等音楽専修 特任教授 青山 雅哉(アオヤマ マサヤ)

プロフィールを教えてください

  • こんにちは、青山です。
    私は小学生時にピアノを始めました。当初はいろいろな興味が他にもありそれに集中することもあまりなかったように思います。指導の先生が変わり周囲に熱心な仲間が増えた環境から様々な影響を受け、その興味や意欲が大きく拡がってきたように思います。高校から桐朋学園女子高付属音楽科(音楽は男女共学)から、桐朋学園音楽大学、その後ウィーン国立音楽大学で学びました。
    ウィーンでは有名なマストロ(演奏家)の先生方から音楽のもつ様々な力を体験させていただき大きな影響を受けました。また様々な国の留学生との交流からも音楽に関わる楽しさとともに厳しさも共有することができました。

どんな研究をされているのですか?

  • プロフィールからもわかりますが、ピアノの演奏に関する研究をしています。
    演奏することだけではなく、様々な作曲家の作品に対する分析や演奏への曲に対する解釈、ピアノの歴史や機能に関する理解、演奏への身体機能、脳機能の理解などといったピアノ演奏に関わる様々な要素について研究しています。

今の研究分野に興味を持つきっかけやエピソードを教えてください

  • ピアノという楽器は管楽器や弦楽器に比べ、さほど古いものではありません。この楽器は絶えず機能が更新され現在のピアノに至っています。時代ごとのピアノ作品や演奏解釈もその時代のピアノの状態に合わせたものとなっています。ピアノ演奏を学ぶぶ上で、様々な要素に気づきそれを研究することでより深い理解をもって演奏に反映することができるように考えています。

担当している授業の中の1つを紹介してください

  • キーボードハーモニー

キーボードハーモニーはどんな授業ですか?

  • キーボードを使い、音楽作品に対する理解を深めていく授業です。
    和声の基本となる和音とコードの理解とその進行に対する理論への理解、さらにキーボードを用いた実践を行っていきます。音を積み重ねること、変化していく進行を考えハーモニーの面白さや不思議を感じとる力や自ら曲を創り出す力を養っていきます。

趣味や特技など好きな休日の過ごし方などを教えてください

  • 囲碁は中学生から教わり興味が持続しています。ウィーンにいるときに社会人の囲碁サークルでも楽しみました。オーストリアやドイツでとても強い人たちから教えてもらうことができました。
    海つりも機会があるときに楽しんでいます。
    近頃は小犬が我が家にやってきましたので、運動もかねできるだけ散歩をするようにしています。