看護
学科-
- 助教
- ミゾグチ ミチル 溝口 みちる
プロフィールを教えてください
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はじめまして。奈良学園大学 保健医療学部 看護学科の溝口みちるです。
私は、成人老年看護学領域を担当しています。みなさんのような年齢からご高齢の方まで、幅広い年代の方を対象とした看護分野を担当しています。学生さんには、看護は楽しい!と思っていただけるよう、授業の工夫や実習指導をしています。
私にとって看護師という職業は「天職」だと思っています。いろいろな方の人生のその時々に携わり、適切な看護を考え実践できるからです。さらに、自分自身の成長にもつながります。これからも、常に目標をもって、チャレンジし続けていきます。
どんな研究をされているのですか?
- 私は、看護だけでなく、看護と情報を融合させた研究をしています。今は、情報分野で人工知能がすさまじく発展し、医療分野でも盛んに活用されてきています。しかし、看護の分野はまだまだ少ないです。看護と他の分野が連携することで、さらにすばらしい看護が見えてくるのではないかと思うのです。もちろん、人間と人間との看護は忘れていません。これからも、看護の世界が良くなることを常に考え、研究をしていきたいと思っています。
今の研究分野に興味を持つきっかけやエピソードを教えてください
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病院で働いていた時に、病気のため本来の肛門が使えなくなり、代わりにお腹に肛門を作る手術をした方の看護をしていました。大人の方だけでなく、成人していない学生の方もいました。お腹に肛門があるなんて想像もつきません。それだけでなく、排泄物を受ける袋をお腹につけて生活をしなければいけません。時には、その袋が外れ、泄物が漏れてしまうことがあります。その時に、とても辛い気持ちになります。
そこで、できるだけ排泄物が漏れないようするためにはどうしたらよいのかと、いうことを考え、現在の研究に至りました。
担当している授業の中の1つを紹介してください
- ラーニングスキルズ
ラーニングスキルズはどんな授業ですか?
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入学してすぐにラーニングスキルズという授業があります。この授業では、大学での学習に慣れ、大学生活の基礎を習得します。
授業の内容は、高校生活との違いや大学生活での学び方を身につけ、自分の考えに根拠を持って説明できることです。最終的には、レポートも作成します。レポートを作成するためには、主張や根拠、論拠なども重要になります。看護をするうえで必要な授業だと思いますので、私はこの授業にも力を入れています。
学生さんは、入学して間もない頃はとても緊張していましたが、今では積極的で活発に授業へ参加をしています。「とても楽しい」と言いながら授業をしているので、私も楽しいです。
趣味や特技など好きな休日の過ごし方などを教えてください
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私の趣味は、海外旅行です。病院で働いていた頃は、休暇を利用して毎年、海外旅行をしていました。一番印象的なところは、南アフリカとアメリカ合衆国です。南アフリカでは、国立公園でのサファリ体験をし、そこに暮らす動物を見学したり、ケープタウンを見下ろすテーブルマウンテンや世界最南西端の喜望峰にも行きました。夜には南十字星がとてもきれいでした。アメリカ合衆国は、グランドキャニオンへ行きました。こちらも大自然が作った絶景で感動しました。
スポーツは、野球が好きです。特に、MLBで活躍している大谷翔平選手が好きです。目標をもって常に挑戦しつづける姿がすてきです。いつか、ロサンゼルスドジャースで活躍する大谷翔平選手の野球観戦をしたいです。