研究室訪問

  • リハビリ
    テーション
    学科

    • 教授
    • イケダ コウジ 池田 耕二
  • 理学療法学専攻 教授 池田 耕二(イケダ コウジ)

プロフィールを教えてください

  • はじめまして、保健医療学部リハビリテーション学科で教えています池田耕二と申します。どうぞよろしくお願いいたします。理学療法士として病院で20年働き、大学教員になりました。教員としてちょうど10年働いたところです。10年で一人前になるとすれば、ようやく一人の教員として歩きだしたところです。現場は優秀な理学療法士だけでなく、楽しい理学療法士や優しい理学療法士も求めています。個々の適性に合った理学療法士を本学で育てたいと思っていますので、ぜひ一緒に勉強し、優秀、楽しい、優しい理学療法士を目指しませんか!どうぞよろしくお願いいたします。

どんな研究をされているのですか?

  • 自分は、主に①理学療法士の教育・人材育成の研究(教育・管理研究)と②高齢者に対する理学療法の研究(緩和ケア領域など)をしています。
    ①の研究では、現場で理学療法士を育成するためには、どのような指導が有効なのか、どのような環境が必要なのかを解明しています。理学療法士が育成されやすい環境を整えることで、患者さんも良質なサービスが受けられることに繋がります。
    ②の研究では、高齢者に対する緩和ケア期において、理学療法士がどのように関われるのか、どのような治療や支援ができるのか?、家族にどのような支援ができるのか等を解明しています。実践を通して何ができるのかを考えていくと意外にできることがあるものです。よくなるだけでなく、よくならない緩和ケア期においても理学療法士は必要とされていることを示しています。理学療法士の可能性を広げる研究といえます。

今の研究分野に興味を持つきっかけやエピソードを教えてください

  • 自身のスポーツによるケガが動機となって、理学療法士を目指し、理学療法士人生がスタートしました。若い頃はスポーツリハビリテーション(理学療法)をしていましたが、結婚、子供が産まれて家族ができ、そして父が亡くなり家族を失う経験を経て、人生観が変わってきました。そして理学療法士にできることは治療だけではなく、支援もあるんだと実感するようになり、よくならない緩和ケア期の理学療法にも興味をもち研究をはじめるようになっています。研究者としては半人前ですが、こうした経験や研究から得たことを、次世代につなげたくて教員になり、理学療法士の育成にも力をいれたいと思い理学療法士の教育・人材育成研究にも興味をもち現在実践しています。理学療法士の可能性を広げる分野でもあるので、よかったら一緒の勉強し、研究しませんか?興味があればぜひお声をかけてください!

担当している授業の中の1つを紹介してください

  • 老年期障害理学療法学

老年期障害理学療法学はどんな授業ですか?

  • 本授業は高齢者の理学療法を学ぶものです。専門科目とはいえ、高齢者の理学療法は浅くて広い知識が求められます。そのため、本授業は一般病院やクリニックの現場で働く一般的な理学療法士に求められる内容を網羅しています。整形疾患から神経難病、がんまでを幅広く学習することになります。また、自身の実践経験を通して必要なコミュニケーションや態度、実践方法など、ときには失敗談も併せて教訓として教えていきます。先輩、理学療法士が自身の経験を語っているような授業ですので、入学後は楽しみにしていてください!お待ちしております!!

趣味や特技など好きな休日の過ごし方などを教えてください

  • コロナ禍にバイクを免許を取得しバイクツーリングを覚えました。50歳からの手習なので免許取得には苦慮しましたが、今は時間があれば山、湖、川など、近辺をツーリングしています。ついつい仕事がら研究室に閉じこもりがちですが、バイクツーリングは、四季折々の景色が楽しめるだけでなく、ご当地のおいしい食べ物もたべれるという特権もついてきます。ラーメン、日本そば、スイーツなどの食についても併せて堪能しています。今後、機会があれば景色の良いところ、おしいものが食べれるところをぜひ教えてください!!楽しみにしています!