リハビリ
テーション
学科-
- 講師
- マエダ ヨシキ 前田 吉樹
プロフィールを教えてください
- 2004年に理学療法士の資格をとって、兵庫県の病院で働いていました。身体を動かすのが好きで、理学療法士になろうと思ったのも身体が動く仕組みに興味があったからです。その後、痛みの研究に興味を持ったことがきっかけとなり、研究員などを経て大学の教員になりました。
どんな研究をされているのですか?
- 人の痛み、とくに恐怖や不安などの負の感情が、痛みの感じ方や無意識の反応にどんな影響を与えるのかを研究しています。人の目に見えないような反応を捉えるための測定機器を駆使したり、痛みに対する反応をテストするアプリを自分で作成したりして日々実験をしています。
今の研究分野に興味を持つきっかけやエピソードを教えてください
- 理学療法士として働いていると、おなじ怪我や病気でも楽しく穏やかにリハビリをしている人もいれば、痛い痛いと叫んでベッドから出てきてもくれない人もいます。後者の人のほうが怪我や病気が重症なのか?というとそんなこともなく、レントゲンや血液検査をしても「どこも悪くない」ということがよくあります。ここから、人の痛みというのはその人の考え方や経験から「学習」されているものではないのか?と考えて、人の認知や行動の仕組みに興味を持つようになりました。
担当している授業の中の1つを紹介してください
- 疼痛リハビリテーション学
疼痛リハビリテーション学はどんな授業ですか?
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この授業では、「痛み」がいかに不思議な感覚で、人によって捉え方が違うかを
学んでもらいます。そのために、準備された様々な装置をつかって動画と手順書を見ながら実験していく「オンデマンド実験」形式の授業を行っています。実体験をもとに、痛みの謎に迫ってもらう授業となっています。
趣味や特技など好きな休日の過ごし方などを教えてください
- サッカーが大好きで、近所にサッカースタジアムがあるので週末に試合がある日は家族と応援に行っています。それだけにとどまらず、帰ったら夜ふかし&早起きして欧州の様々な国で行われる試合をできるだけライブで見て楽しんでいます。妻にはもちろん呆れられています笑。もちろん実際にやるのも大好きで、息子たちとサッカーの練習をしたりしています。また、早朝に動画サイトでサッカーニュースを聞きながらジョギングするのも楽しみの一つです。