リハビリ
テーション
学科-
- 講師
- ナカシマ ダイキ 中島 大貴
プロフィールを教えてください
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こんにちは、高校生のみなさん!
私は愛知県の大学を卒業してから、身体障害領域を専門とする病院で作業療法士として働いてきました。その後、奈良学園大学のリハビリテーション学科で、身体障害に関する作業療法や地域での作業療法についての教育・研究に携わっています。
最近では、研究活動や地域活動を通じて知り合った方々とモルックの大会に参加したり、お祭りに参加したりして、大学の近隣の方々と仕事以外でも楽しく過ごしています。趣味はゴルフやキャンプで、休日には家族とよく出かけてリフレッシュしています。
皆さんも、ぜひ自分の好きなことや興味のあることを見つけて、楽しんでくださいね!
どんな研究をされているのですか?
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私は高齢の方々の健康づくりについて調査や研究をしています。例えば、運動が体にどんな良い影響を与えるのかを調べたり、住民同士がもっと交流し、お互いを支え合うために何が必要かを考えたりしています。
最近では、地域包括支援センターの方々と協力して、地域住民の体力測定会を行っています。この測定会で得られた結果をもとに、奈良市の皆さんに合った健康づくりの方法を検討しています。こうした研究の結果は、地域住民の皆さんに参加してもらう健康講話でお伝えし、実際に役立てていただいています。
今の研究分野に興味を持つきっかけやエピソードを教えてください
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私が高齢の方々の健康づくりに興味を持ったのは、地元の岐阜県での活動がきっかけです。家族が地元の社会福祉協議会で働いていたこともあり、岐阜県のお寺や公民館で高齢の方々と一緒に運動する機会がありました。そこで、どうすれば高齢の方々が健康で過ごせるかを考えるようになりました。
作業療法士として働き始めて2・3年目の頃で、まだ十分な知識がなかったので、もっとしっかり勉強したいと思い、大学院に進学することを決めました。
担当している授業の中の1つを紹介してください
- 地域作業療法学Ⅱ(各論)
地域作業療法学Ⅱ(各論)はどんな授業ですか?
- 地域作業療法学Ⅱの授業では、訪問リハビリテーションや通所リハビリテーションについて学びます。座学だけでなく、学生が考えた運動やレクリエーションを高齢者の方々に披露する機会もあります。昨年度は、季節に合わせた折り紙や、自分たちで考えた体操を披露しました。この学生による運動教室は地域の皆さんも毎年楽しみにされています。また、就労支援については、実際に働いている外部の作業療法士をお招きして、より実践的な内容を学べるようにしています。