人間教育
学科-
- 特任教授
- ヤマナカ ヤヒロ 山中 矢展
プロフィールを教えてください
-
小学校と特別支援学校の教諭、管理職を経て、大学教員になりました。
小学校では、「障害児教育を中心にした校内体制づくり」を行い、特別支援学校では、自閉スペクトラム症児のコミュニケーション指導をはじめ、自立活動の推進のため取り組みました。大学では、特別支援教育に関する授業と、教育経営の授業も担当してきました。
どんな研究をされているのですか?
- 病気や障害のある子どもが主体的に学び、自己実現をしていくために必要な指導や支援のあり方について、例えば、病弱児の自立について、他者からの援助を受け入れながら自分なりの生活を立ち上げることの重要性についての研究をしています。また、遺伝性疾患のある子どもの状態像や特性に応じた支援についても研究しています。
今の研究分野に興味を持つきっかけやエピソードを教えてください
- 初任のとき、一人の自閉症児と出会い、そのユニークさに魅了され、周囲の子どもたちの温かさにも感動しました。このことがきっかけとなって、行動や、コミュニケーションに困難のある子どもたちの教育支援をしたいと思うようになりました。
担当している授業の中の1つを紹介してください
- 特別支援教育総論
特別支援教育総論はどんな授業ですか?
- この授業では、特別支援教育の基礎的内容や教育制度、今日的な課題について、理論と実践をふまえて学びます。「特別支援学校(視覚・聴覚・知・肢・病)の指導の概要」「発達障害(LD ・ADHD・ASD)の指導と支援」「特別支援学校のセンター的機能」「授業のUD化とICT活用」等の授業を担当します。学校現場のリアル感を伝えつつも、最新の知見をもとに楽しく、意欲的に学んでもらえるよう、工夫したいと考えています。
趣味や特技など好きな休日の過ごし方などを教えてください
- 以前はフラワーアレンジメントが好きでしたが、近ごろは、健康づくりのため、アウトドア派になってきました。琵琶湖周辺など近場のお気に入りスポットでのウォーキングや、四季折々の花見、たまには、ちょっと足を延して、孫たちとキャンプを楽しむこともあります。
-
