リハビリ
テーション
学科-
- 助手
- イガラシ チヒロ 五十嵐 千尋
プロフィールを教えてください
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はじめまして、小児作業療法領域の五十嵐千尋です。
私は愛知県出身です。大学まで愛知県で過ごし、就職を機に関西にきました。小児分野で日々仕事をするなかで名古屋弁が通じず、関西弁を習得することができました。
臨床に取り組むなかで、発達障害をもつ子どもたちやそのご家族の苦労は計り知れません。ですが、やりたいことを達成したときの子どもたちのキラキラとした笑顔を間近で共有できる作業療法士の仕事はとても魅力に溢れています!
これはどの領域の作業療法でも同じではないでしょうか。
うまくいかないことなど、困難に向き合うことは大変ですが、その分、達成感ややりがいに溢れています。私の臨床での経験を皆さんにお伝えしつつ、将来に向けて一歩踏み出す力の一助になれればと考えています。
どんな研究をされているのですか?
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特性のある子どもたちの居場所となる、児童発達支援・放課後等デイサービスにて卒後から長年勤務をしています。そのため、この地域資源の1つである児童発達支援・放課後等デイサービスの“質”に着目し、研究に取り組んでいます。
近年、発達障害児の増加に伴い、児童発達支援・放課後等デイサービスの事業所が急増しています。しかし、その専門性や家族支援などの“質”が問題視されています。
地域での専門職の必要性が高まっていますが、理学療法士・作業療法士はまだまだ病院勤務が中心です。そのため、研究を通して、私たち専門職が地域でどう関わっていくと良いのか、などを考え、子どもたちとそのご家族が安心し、笑顔で過ごせる日々が増えるための一助になれればと考えています。
今の研究分野に興味を持つきっかけやエピソードを教えてください
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私が発達障害領域の作業療法に興味をもったきっかけは、小学生のときに出会った自閉症をもつ友人です。
ちょっとした溝をとても怖く感じたり、ほんの少しモノの位置が変わったことをすぐに気づいたりするなど、幼い私にとって友人の感じ方や捉え方が不思議でした。そして、私が見ている世界でも、全く違う世界の見方をしていることがとても魅力的でした。
こうした背景があり、病院ではなく、より生活の場に近い場所で特性をもつ子どもたちと関わりたいと思い、長年地域での臨床に携わってきました。その中で子どもたちの居場所や保護者が気軽に相談できる環境の必要性や重要性を日々感じてきました。そのため、社会福祉学の視点からこの課題を研究していきたいと考えたことがきっかけです。
担当している授業の中の1つを紹介してください
はどんな授業ですか?
趣味や特技など好きな休日の過ごし方などを教えてください
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私は、山登りが趣味です。特に青空と雪のコントラストが最高なので、雪山登山が大好きです。温暖化の影響もあり、ここ最近は雪山はあまり行っていませんが、北アルプスの縦走登山が夢なので、山登りはこれからも楽しんでいきます。
その他には、工作やお菓子作りも好きなので、休日にはよく楽しんでいます。工作は臨床での壁面制作など、子どもたちと楽しむことができるので、季節に合わせて題材を考えることが楽しみになっています。 -
