お知らせ

「新型コロナウイルス感染拡大防止のための奈良学園大学活動制限指針(BCP)」の運用停止について

政府は「感染症法上の位置づけの変更等に関する対応方針について」(1/27新型コロナウイルス感染症対策本部決定)により、オミクロン株とは大きく病原性が異なる変異株が出現するなどの特段の事情が生じない限り、2023年5月8日から新型コロナウイルス感染症について、感染症法上の新型インフルエンザ等感染症に該当しないものとし、5類感染症に位置づけることとしました(季節性インフルエンザと同様)。これは主として政府・自治体や医療機関等における準備期間を確保する観点から設定されたものであり、先行して実施されるマスク着用ルールの変更やイベント開催ルールの変更に見られるとおり、基本的には2023年1月末~3月のところで従来の感染対策を大きく変更し、政府等による各種の行動制限は行わないことが示されています。

奈良学園大学では、こうした状況を踏まえ、2023年3月31日をもって「新型コロナウイルス感染拡大防止のための奈良学園大学活動制限指針(BCP)」の運用を停止します。BCPの運用停止に伴って各種の行動制限は不要となることから、政府・自治体から特別の要請がなされる場合を除いて、諸活動の制限は行いません。引き続き、新型コロナウイルス感染防止に効果的な「人と人との距離の確保」「換気」「手洗いなどの手指衛生」の励行を推奨します。なお、BCP自体は廃止せず、オミクロン株とは異なる変異株が出現するなどによって政府が新たな対策を打ち出した場合等にはあらためて運用を再開する可能性があるものとします。ただし、3月13日以降のマスクの着用については、本学では学生が病院実習や教育実習等を行うための感染予防が必要となることから、当面の間、キャンパス内ではマスクの着用をお願いしています。

奈良学園大学 学 長
危機対策本部 本部長
金山 憲正