3/19オープンキャンパスを開催しました
3月19日(日)、春らしい晴天の中、本学マーチングバンドが歓迎のパフォーマンスを行い、人間教育学部(人間教育学科)、保健医療学部(看護学科、リハビリテーション学科)のオープンキャンパスを開催しました。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、ご来場の皆さまおよび関係者の健康と安全を考慮し、人数限定・事前予約制で実施しました。
各学部では、学部長挨拶に続いて学科説明、入試説明などが行われました。
人間教育学部人間教育学科では、本学在校生が1日の授業内容の紹介など、キャンパス紹介を行いました。
続いて、本学卒業生が教育採用試験合格の体験談や、奈良学園大学で得た学びなどを語りました。
その後、参加者の皆さんは各専修教室に移動し、模擬授業を体験しました。
乳幼児教育専修では、乳幼児の心身を育むための保育教材として、絵本や紙芝居以外にも、パペットシアターや絵人形を貼ったりはずしたりしながら演じるパネルシアターなどが紹介されました。
国語専修では、文学を読む楽しみについての模擬授業が行われました。
小学校専修では、地理学の学問的視点を活用して、「奈良学園大学3号館は、どのようなコンセプトで建設されたのだろうか」という探究課題について、在学生と一緒にフィールドワークを行いました。
数学専修では、在学生による模擬授業が行われました。
音楽専修では、「声の出る仕組みを知って歌おう!~呼吸法から歌声へ~」と題して、横隔膜や外肋間筋を息で動かす練習を行ったりして、良い呼吸法で歌う模擬授業を行いました。
その後、障害のある児童が学べる教室や特色のある図書館など、専修ごとにキャンパスツアーを行いました。
看護学科では、「今、気になる 高校生の生活習慣」と題して、スマホの使いすぎなどによる生活習慣の乱れや、食事・運動・睡眠の大切さについてミニ講義を行いました。
生活習慣の乱れが引き起こす生活習慣病のリスクや、要介護状態の原因の4割が生活習慣病によるものであるという話に、参加者の皆さんは熱心に耳を傾けておられました。
実際の看護の現場が体験できるコーナーでは、集中治療室の様子の見学や、シミュレーター人形を使って、参加者の皆さんが実際に聴診器で心音を聞き、脈を測る体験を行いました。また、食事がとれない患者さんへの経管栄養がどのように体内にはいっていくかについてや、各種医療機器の説明がありました。
小児実習室では新生児医療の紹介があり、シミュレーター人形の赤ちゃんを抱いてミルクを飲ませてみる体験などを行いました。
リハビリテーション学科では、センサーを装着して筋電図をとり、筋肉がどのように動くかについてのミニセミナーを行いました。
実際のリハビリテーションの現場で使う機器についても説明しました。
作業療法のリハビリテーションでは、患者さん自身が楽しみながら機能回復に取り組める革細工などについて説明しました。
三次元動作解析システムや、筋力測定装置をオープンキャンパス参加者の皆さんに実際に体験していただくコーナーも設けました。
各学科では、個別相談や在学生とのフリートークの場も設けました。
オープンキャンパスに参加された皆さんからは、実際の授業で学べることが体験でき、大学の設備を知ることができて有意義な一日になりましたとの声が聞かれました。
人間教育学科を志望されている参加者の方からは、「幼児教育にたずさわりたいと思っていますが、設備が充実していて、先生方もていねいに説明してくださり、オープンキャンパスに参加してたくさんの学びがありました。」との感想を語っていただきました。