新着ニュース

山田明広人間教育学部教授が制作に協力した映画『軍服を着た神様』が公開されています

人間教育学部の山田明広教授が制作に協力したドキュメンタリー映画『軍服を着た神様』が、2026年8月1日(土)から全国で順次公開されています。

映画『軍服を着た神様』公式サイト
https://sansarofilm.com/kamisama/



本作品は、台湾各地で「日本人の神様」として祀られている人々を訪ね、その由来や、現在も信仰を続ける台湾の人々との関わりを追ったドキュメンタリー映画です。

映画のもとになったのは、慶應義塾大学東アジア研究所の高橋産業経済研究財団支援学術プロジェクト「慰霊供養と神格化から見る台湾人の歴史認識―民衆史学の構築をめざして」(2018~2020年度、代表:三尾裕子氏)における研究活動と、その成果をまとめた論文集『台湾で日本人を祀る―鬼(クイ)から神(シン)への現代人類学―』(三尾裕子編著、慶應義塾大学出版会、2022年)です。

台湾の道教儀礼や民間信仰・習俗を研究する山田教授は、同プロジェクトのメンバーとして研究に参画し、論文集にも共著者として執筆しています。

また、本作品の監督である遠藤協氏、旅人・プロデューサーである藤野陽平氏とともに、台湾での現地調査にも参加しました。こうした研究・調査への協力から、映画のエンドロールには「協力」として山田教授の氏名が掲載されています。

作品では、かつて日本の統治下にあった台湾において、亡くなった日本人、特に軍人などが、なぜ神として祀られるようになったのかをたどります。

文化人類学者の藤野陽平氏と記録映像作家の遠藤協氏が、台湾各地の廟を訪ね、コロナ禍を挟みながら約6年にわたって取材を重ねました。

日本人の霊が台湾の民間信仰の中に受け入れられ、地域の人々の願いをかなえる身近な神として祀られていく過程を通じて、台湾の信仰文化、日本と台湾の歴史、戦争の記憶、死者を悼み弔う人々の思いが描かれています。

関西では、京都、大阪、神戸の映画館で順次上映が予定されています。上映日程は変更される場合がありますので、最新の情報は映画公式サイトまたは各映画館のウェブサイトをご確認ください。

本学教員の研究成果や専門的な知見が、映画を通じて広く社会に発信される機会となっています。ぜひご覧ください。

【作品概要】
作品名:『軍服を着た神様』
監督:遠藤 協
旅人・プロデューサー:藤野 陽平
上映時間:107分
製作・配給:三叉路フィルム

関連リンク
映画『軍服を着た神様』公式サイト
https://sansarofilm.com/kamisama/