8/17 現役スポーツトレーナーが教える「試合で活躍できる体の知識とセルフコンディショニング」を開催しました
8月17日(土)、本学保健医療学部理学療法学専攻の野田優希講師の指導の下、運動部に属する高校生を対象に、「試合で活躍できる体の知識とセルフコンディショニング」を開催しました。
理学療法士である野田講師は、日本スポーツ協会公認アスレチックトレーナーでもあり、これまで多くのスポーツ選手のコンディションを整える指導をしてきました。
最初に、関節の動きとケガ発生の考え方について説明がありました。
肩関節・胸椎、腰椎、股関節、それぞれの動きのバランスが悪いと、パフォーマンスの低下や腰部に傷害が発生します。
よく指導で「腰を回せ」と言われますが、その本当の意味は、肩・腰・股関節、それぞれの部位を捻じるということだそうです。
身体には可動性が必要な関節と安定性が必要な関節が交互に配置されており、とくに胸椎と股関節は可動域を拡げることがコンディショニングに重要とのことです。
この講座では、段階的に身体の動きを作っていくセルフコンディショニングについて、参加者の皆さんに実際に身体を動かして学んでいただきました。
まず、講師が本学学生とともに、胸椎・肩甲骨・股関節・肩関節・脊柱の可動域を拡げ、太ももの柔軟性を高めるセルフコンディショニング法について、実際の動きのデモンストレーションを行いました。
続いて、講師が適宜、アドバイスを行いながら、皆さんに実践していただきました。
参加者の皆さんからは、「肩まわりなどの可動域が拡がりました。
練習前に行うことが効果的ということなので、チームに持ち帰り、皆で共有して実践していきたいと思います。」という感想が聞かれました。